SEXは人間のすべてを語る




区分 解説
精神・心理学 簡単なようでとても説明の難しい感情観念。基本的には自分と同様の次元で相手のことを考えたり、心配したり出来るようになった心理状態。人それぞれの答えがあるので、自分自身で考えたり感じたりするしかないのです、決めつけは宗教的に過ぎる
愛液 性的俗語 女性が性的に興奮すると膣壁から滲み出てくる膣内分泌液のこと。役目は性行為を円滑に行うためと、酸性に保たれている膣内の酸性を弱める働きがあり、精子の運動を助けるとも言われている。昔濡れるのはバルトリン腺液といわれていたが、ほとんどは膣壁からの分泌液とされている
アイコラ 風俗習慣 アイドル・コラージュの略。フォトショップなどの画像処理ソフトを利用して、ヌードやワイセツ画像の顔の部分を女性タレントの顔にすげ替えたイタズラ画像の事
愛人バンク 社会文化 80年代に生まれた筒見得子氏が主宰した男女の出会いや援助交際を目的とした、登録型交際システム。「愛人バンク」に登録した女性たちを称して「夕暮れ族」と称した
愛のコリーダ 社会文化 大島渚監督の映画「愛のコリーダ」。愛人を殺害した後、その男性器を切取り持ち歩いた女・阿部定がモデルの映画で、海外では高い評価を受けたが、日本では大幅な映倫カットが入り、期待はずれの作品になってしまった。日本における性表現が社会的関心を集めた点で興味深い作品
愛撫 性用語 男女が性的興奮を加速する為に、パートナーの身体を手や唇を使って刺激し、性的興奮を高める行為。性行為の準備としての前戯やペッティング
アイマスク 風俗習慣 明るいときの仮眠用の目を隠すマスクだが、SM嗜好で女性の視線を遮り、一層の性感を増幅させるために使用する
アウティング 性嗜好 同性愛者の間でよく使われる言葉で、他人のセクシャリティを他に暴露、告げ口すること。カミングアウトは自ら告白する
亜鉛 薬理学 体内のミネラルの一種。性的には不足する事で精子の製造能力が落ちるといわれている。特に喫煙は体内の亜鉛を排出する作用があるので、補充が必要だといわれてる
青姦 性的俗語 屋外で行うセックスでカーセックスも含まれる
赤い玉 性的俗語 男性の性交能力の最後の日にペニスから飛び出すといわれてる赤い玉で、その後は不能になるという言伝え。現実に赤い玉が出ないのは当然
赤貝 性的俗語 女性器の俗称。外陰部を広げた状態が赤貝にそっくりだということから名づけられた
アカスリ 風俗習慣 韓国エステで行われるスポンジ製のたわしで垢を擦り出すサービス
赤線 風俗習慣 戦後、公娼制度の廃止に伴い限定的に売春が許されていた地域。これとは別に警察非公認で売春が横行していた地域が青線。赤線も青線も江戸時代からの遊郭などがあった地域に出来上がった。勿論現在はないのだが、吉原、飛田など現在でも性風俗が盛んに行われている
アカハラ 犯罪 アカデミック・セクシャルハラスメントの略。主に大学で起きる女子学生に対して起きるセクハラで、加害者は教授・助教授・講師などで被害者は主に女子学生
上がり 性的俗語 閉経を迎えること。風俗では仕事が終わること
アクメ 性用語 *オーガズム参照
アケビ 性的俗語 女性器をあらわす隠語
アゲマン 俗語 男性が交際中や結婚して、出世をしたり人気が出たりなどラッキーな出来事が重なる女性パートナーを称する言葉。特に”マン・性器”が素晴らしいとかの意味は含まない
朝立ち 性用語 起床時に男のペニスが勃起している状態。レム睡眠が充分な場合やオシッコが溜まりすぎて起きる現象だが、女性のクリトリス亀頭部でも同じような現象を観察できることもある
朝立ち・女の場合 性用語 起床時に女性もクリトリスの勃起が時々認められる。多くはレム睡眠が充分だった時に起きるようだが、その現象を簡単に確認することはできないようだ
足入れ婚 風俗習慣 「嫁入り婚」の逆で、未婚の女性の所に独身の男が住み込み、気に入ればそのまま結婚、気にいらなければ男は去るという、婿入り婚の異型
足長おじさん 風俗習慣 女の子に経済的な支援はするけど、性的関係を望まない、有難いオジサンのこと。本当にそんな奇特なオヤジがいるかどうか不明
アセチルコリン 薬理学 中枢神経に働きかける「神経伝達物質」のひとつ。一番初めに構造や機能が解明された神経伝達物質で神経を興奮させ、学習やレム睡眠に関わっている。神経伝達物質としては他に、ノルアドレナリン、ドーパミン、セロトニン、ギャバ、グルタミン酸がある
アソコ 俗語 性器を具体的に表現したくない時に使う代名詞
アダルト・グッズ 風俗習慣 性生活を充実したものにするために開発され人工的つくられた、ペニスの張り形や女性器の膣を模したもの。時代はさかのぼり奈良時代にもあったらしいので、男女が性的に楽しんだのは、太古の昔から人間に備わった自らの身体を使った快楽だったのだろう。最近ではクリトリスへの快感を高める商品が多くなり、女性自身が自分を慰めるためにも購入しているようだ
アダルト・ショップ 風俗習慣 アダルトグッズやAVを扱っているショップ
アダルト・チルドレン 精神・心理学 抽象的で判りにくいのだが、子供の時に問題を抱え、その状況の中を懸命に生きて大人になった人々のこと。多くは偏った家庭で育った子供達ということになるが、子供は多かれ少なかれ傷つき成長するものという原点が欠けた概念なのではないかという指摘もある
アダルト・ビデオ 風俗習慣 AVも参照。成人向きのビデオ作品で、主に男性がマスターベーションするために観賞するビデオ。最近の性医学界では、視角聴覚に頼りすぎたマスターベーションの弊害(膣内射精障害など)が叫ばれている
アドラー心理学 精神・心理学 オーストリアの心理学者・アルフレッド・アドラーが提唱し、後継者たちが発展させた心理学。理論と治療技法の両立した学問体系。個人心理学といわれ、優越感や劣等感といった自尊感情をテーマに、如何にすると人間は心の安らぎを得られるか探求した
アドレナリン 薬理学 副腎髄質から分泌されるホルモンであり、交感神経の末端からも分泌される神経伝達物質でもある。運動器官への血液増大を引き起こし、全身に緊張を与える。所謂敵に向かう態勢、捕獲の態勢を整える。合成経路はL−チロシンからL-ドパミンを経て、ドパミン、ノルアドレナリン、アドレナリンと生合成される。1900年に日本の学者高峰譲吉によって発見されたのだが米国の学者エイベルが難癖をつけ、騒ぎとなったが世界的にはアドレナリンという名称が通用しているが、米国ではエイベルのつけて名称エピネフィリンと呼ぶ
穴兄弟 性的俗語 同一の女性と性的交渉を持った男性同士のこと
アナラー 性的俗語 性行為でアナル・肛門セックスを好む女性のこと
アナル 医科学 *肛門参照
アナル・セックス 性用語 アナル・肛門にペニスを挿入したりアダルトグッズを挿入して快感を得るセックスで、異性間でも同性間でも行われる。肛門直腸の膣壁は傷つきやすく、大腸菌やHIVなどの感染症の注意が必要である
アナル・バイブ 風俗習慣 アダルトグッズの一種。ヴァギナ用のバイブレーターに比べ細身に出来ている。初体験の女性の膣への異物挿入練習にも利用されているらしい
アナル・ビーズ 風俗習慣 アダルトグッズのひとつ。小さな玉がチェーンで一定の間隔で数珠状になっていて、アナルに一個ずつ押し込み、抜く時の快感を楽しむ道具
アナル・プラグ 風俗習慣 アダルトグッズ:円錐形のアナルに栓をするグッズ。入れっぱなしにして、アナルを拡張させるとか、浣腸した後でお尻の穴を塞ぐグッズ
アナル棒 風俗習慣 アダルトグッズのひとつ。アナル用に開発された、ヴァギナ用に比べて若干細身のバイブ又はディルドで女性をアナラーに調教する為にも使う
アヌス 医科学 *肛門参照
痘痕も笑窪 故事ことわざ アバタモエクボと読む。惚れている相手のことは、痘痕も笑窪に見えてしまうこと。恋は盲目というが、人間恋におちると、相手のことを必要以上に美化するもので、欠点までが長所になってしまうと言う意味
アバンチュール 社会文化 恋愛、セックスの冒険。所謂不倫が中心の火遊びを抽象的にロマンチックに表現しただけ
あぶな絵 風俗習慣 浮世絵春画のことだが、幕府の取締が厳しくなったので、法度に触れないギリギリの描き方をした春画のこと
アブレル法 医科学 中絶方法・ルーマニアの医師アブレル氏が開発した妊娠中絶法。妊娠5ヵ月後以上の妊婦に適用され、食塩水を腹壁から子宮腔内に注入、中絶する方法。現在はほとんど採用されていない
阿部定事件 犯罪 36年、軍国主義一色の日本で起きたセンセーショナルな性的猟奇殺人事件。阿部定満30歳が情夫を首を締めてながら性交を楽しむうちに、痴情がらみで男を失うと思い込んだ女・定が快感の延長上で情夫の首を締めて殺害した事件。死体に「定」の一文字を刻み、陰茎を抉り取り持ち去った。定という女は現代でいうところのアダルトチルドレンとイインフォマニアそのもので、淫乱と情感が調整できずに、淫楽殺人を犯した。情夫を殺害、抉り取ったペニスを隠し持ち、その足で別の男と情交を重ねるなど、常軌を逸した行動に世間は驚愕した。後に映画「愛のコリーダ」となり話題を呼んだ
アポクリン腺 医科学 脇や乳輪、肛門、外性器周辺に分布する汗腺。ワキガの発生源といわれ、今ではほとんど退化してしまったフェロモンの分泌線ではなかったのかと云われるが明確な答えはない
アポモルフィン 薬理学 ドパミンをつくる作用があるということでパーキンソン病の治療薬だった塩酸アポモルフィンが勃起不全にも有効な事が判明(視床下部に作用する)欧米では既に舌下錠として発売の途についている。静脈を狭めるクエン酸シルデナフィルのバイアグラとは相当異なる理論で勃起を改善させるというもの。バイアグラ系は患者が勃起できることが前提なので、血流が陰茎に向かわない人々にとって朗報なのだが、わが国での発売は不明
アメーバー赤痢 医科学 原虫、赤痢アメーバーを病原体とする大腸炎。感染は発展途上国に集中しているが、男性同性愛者の間の流行は性感染であり、他のSTDと合併していることが多い
アメリカンチンポ 俗語 大きいペニスのこと
新鉢 性的俗語 アラバチと読む。鉢は女性器のことを表すので処女の女性器のこと
蟻の戸渡り 性的俗語 肛門から陰嚢下部に見られる男性の会陰部。男の性感帯のひとつといわれる。戸隠山の「蟻の戸渡り」ともソックリだが語源の前後は不明
アルギニン 薬理学 あわびやイカに含まれる塩基性アミノ酸で成長ホルモンの合成に関わっている。視床下部及び下垂体の正常な働きを促すので強壮効果があるといわれている
アルドステロン 薬理学 副腎皮質から分泌されるミネラル(鉱質)コルチコイド。ナトリウムやカリウムの電解質の維持に関与している
アルファ・フェトプロテイン 薬理学 胎児の体内でつくられるタンパク質の一種。出生前診断でこの物質が高値を示すかどうか検査し、染色体異常などを確認する
アルファー波 医科学 大脳の働きにともなって発生する電流、脳波のひとつ。心身共に良い影響を与える脳波といわれている。五感が働いている時は緊張状態でベーター波が活発だが、心身ともにリラックスすると脳波はアルファー波に変化する。脳波がアルファー波状態の時にはβーエンドルフィンが分泌されストレスを低減させ、脳を活性化するとも云われている。この原理を活用したり、時には悪用して様々な商品が世に送り出されている
泡踊り 風俗習慣 ソープランドのサービスのひとつ。女子従業員が男性客の体を洗ってやる時、身体中に石鹸をつけ泡だらけになって、客の全身を洗ってやるサービス。現実問題、ちゃんと洗えるとは思えない、密着サービスのひとつ
あわび 性的俗語 女性器の隠語。見た目が意外に似ている女性も多い
安全日 医科学 本来は基礎体温法やオギノ式で確認された妊娠し難い女性の生理的期間のこと。巷では単純に生理日の前後数日、生理中などを勝手に安全日だと思い込んで失敗している男女もいるようだ
アンドロゲン・シャワー 医科学 男の胎児が精巣から男性ホルモン(テストステロンなど)を分泌するが、この男性ホルモンの総称をアンドロゲンという。そのアンドロゲンが胎児期の一定期間に血液中に大量に放出される(シャワー)現象を指す。この現象が性器レベルの性分化に重要な働きをし、男性外性器、内性器をつくり上げる
アンドロポーズ 医科学 *男性更年期参照
アンニリングス 性的俗語 尻の穴をクンニリングス同様に嘗め回すこと
安楽形 風俗習慣 江戸時代の性具。元気の悪い男性器に装着(被せる)、陰茎の弱さを補完する鎧形や亀頭部を補完する兜形がある