SEXは人間のすべてを語る







区分 解説
抗アドレナリン 薬理学 アドレナリンやノルアドレナリンの作用を抑制する作用のこと。PTSDなどの治療薬
高脂血症 医科学 血液中に溶けている脂質の値が必要以上に多い状態。血中脂質とはコレステロール、リン脂質、中性脂肪などがあり、狭心症や心筋梗塞のリスクを高める。また、陰茎海綿体に送り込む血流を妨げる原因となり、EDを惹き起すこともある
行為障害 精神・心理学 他人や社会に対して人権や社会規範を大きく侵害する行為を反復的に行う精神的障害。いじめが止められない、他人としばしば殴り合いをする、見ず知らずの人間を凶器で傷つける、動物を虐待する、性的行為を強いるなどの行為を反復的に行う。主に治療は薬物療法による
後陰唇連合 医科学 肛門方向にある大陰唇と小陰唇の結合部のこと。人によっては性感帯となっていて、会陰と連携して快感を感じる
高温期 医科学 基礎体温周期における排卵が起きている可能性が高い時期
睾丸 医科学 睾丸は精巣とも呼ばれ、男の股間の袋(陰嚢)の中に左右一個づつある精子を作る器官、キンタマなどとも呼ばれている。大きさは直径4〜5センチの楕円形をしていて、シワシワの袋状の陰嚢(おいなり)の中にある。副睾丸、性索、精管との組織的働きで、72時間程度で精子を生産生殖の準備をする。睾丸・精巣は高温に弱い為、陰嚢という袋と共に、体外で器官としての作業を行っている。あの「おいなり」のシワシワも外気との温度調節のラジエターの役目をしている。睾丸を蹴られる、握られる、叩かれるととてつもなく”痛苦しい”のは睾丸が本来は内臓器官でありながら、護衛もつけずに外に出ているためである。睾丸には精子を作るための曲細精管・直精細管・精巣網がいっぱい詰まっているのだが、この部分に痛感神経が集中しているため、異常な痛みを感じる。また、睾丸の裏側には精子の保育所と云うべき副睾丸があり、ここは睾丸以上に異常な痛みを感じるところなのだ。特に睾丸を下から突き上げるような衝撃を受けたとき、悶絶するのは、この副睾丸によってもたらされている。厳寒な状態では、オッ!玉がないといった驚きの現象を見ることがあるが、これは陰嚢のラジエアターの限界を越えた寒さに、一時緊急避難的に体内に睾丸が逃げ込むのである
強姦 犯罪 女性に暴行脅迫を用いて性的自由を侵し肉体を侵害する(性行為を行う)行為。マスコミなどで婦女暴行、単に暴行などの表現を使うが同刑法の暴行罪とは異なるもので、紛らわしい表現になっている。性犯罪の中で最も重い犯罪刑法177条(親告罪だが輪姦や致傷があった場合は除かれる)「暴行又は脅迫を用いて13歳以上の女子を姦淫した者は、強姦の罪とし、3年以上の有期懲役に処する。13歳未満の女子を姦淫した者も、同様とする」*姦淫とは男性器を結合させる行為とされ、射精の有無は問わない *催眠薬や飲酒の手段で強姦した場合は178条の準強姦罪が適用される
睾丸女性化症候群 医科学 男性ホルモンアンドロゲンに旨く適応できず、外性器の未発達や不妊を起す。クラインフェルター症候群に属す
交感神経 医科学 脊髄を中心に分布している、内臓や血管の働きをコントロールしている自律神経を構成する、主に人間が起きている時に働いている神経で主に神経を緊張させる作用に働く。逆に寝ている時に活躍するのが副交感神経。
後戯 性用語 セックスのプロセスの流れ前戯、挿入行為(本番中)、後戯。この最後の後戯の概念は明確でなく、パートナー同士の個別差が非常に大きいもので、オーガズムに至った後(主に男性が射精してしまった後)の二人の会話や愛撫などを指す。女性のすべてが後戯を欲しているというのは間違いで、求める人も居れば求めない人も居る
合計特殊出生率 社会文化 厚生省「人口動態統計の概要」で使われる数値。一人の女性が再生産年齢(15〜49歳)を経過する間に産む子供の数。04年の数値は1.29人で人口維持に必要な2.08人を大きく下回っている。この数字が少子化現象を引き起こす
交合 性用語 性行為、男女性器が結合すること
合コン 風俗習慣 ほとんど初対面の男女がほぼ同数で飲み屋などで宴会風に出会うこと。一種の恋人探しゲームだが集団見合いの要素もあるようだ。若年女性の性の自由度が上がっているだけに、即日ホテルへ直行(お持ち帰り)というパターンも多く見られるが、高学歴とかイケメンとかの特長のある男性が得をする現実と変わりはないらしい
後座位 性用語 性行為の基本的体位のひとつ。男性が女性の背中に回り、胡座や両足を伸ばした体勢で結合する。意外に挿入深度は深いがピストン運動などは難しい体位。ただ、上半身が起き上がっているので、手と唇が自由なので密着感や背後からの精神的効用も含め、女性に人気の体位といえる
公衆便所 性的俗語 誰とでもセックスしてしまう女のこと
公娼 風俗習慣 1946年まで国家が認め、正式に営業をしていた売春婦のこと。当然今は現存していないので、売春をしている女性は私娼ということになる
甲状腺ホルモン 薬理学 喉の下部に位置する甲状腺から分泌するホルモン。下垂体からの甲状腺刺激ホルモンによって刺激調整され分泌する。からだ全体の生理機能を調節しているホルモン。正常値を越えて分泌されると体の代謝が高まり、逆に減少すると代謝が低下する。代表的病気はバセドウ病や橋本病など
公序良俗 法律 公の秩序や善良な風俗ということで、所謂その行為が社会的・世間的に妥当かどうかということで、明確ではないが一般常識ということになる
抗精子抗体 医科学 人間の身体は外界からの細菌やウィルスなどの異物に対して、夫々に対抗する抗体を作る性格を持っている。膣に精子が入り込むことで、血中に精子に対して抗体を作ってしまう状態で不妊の原因になりうる。時には血中だけに止まらず、子宮頚部粘液などにも含まれ、精子の運動を阻害する事がある
向精神薬 薬理学 中枢神経に作用して精神活動に影響を与える薬物。法的な分類に属し、医薬における分類とはいえない。副作用として幻覚や錯乱を引き起こすこともある。トランキライザー、アンフェタミン、バルビタール、ハルシオンなど所謂薬剤と覚せい剤など精神異常誘発物質
公然ワイセツ 犯罪 いたずらに(意図的に)性欲を興奮させ刺激させ、普通の人が嫌な思いをし、善良な性的道義観念に反する物や行為を公然と行うこと
後側位 性用語 セックスの体位のひとつ。寝ている状態で、男性が女性の後ろ(背中側)から、上の腿を若干ずらして挿入する体位。比較的浅目の深度だが、工夫をすると正常位に近い深度は得られる
拘束具 性嗜好 SMにおいてマゾの女性を拘束する道具のこと。麻縄や首輪、手錠、足かせなど様々だが、本格的になると拘束専用の診察台など限りがなくなるようだ
高速ピストン運動 性用語 性行為におけるテクニックのひとつ。所謂普通のピストン運動での膣への出し入れを大変早く行うこと。一秒間に3〜5回ストロークするピストン運動で、女性が休む暇がないので何が何だか分からなくなるテクニック
後天性免疫不全症候群 医科学 *エイズ参照
口内発射 性的俗語 男性がヴァギナにではなく、パートナーの口中に射精すること。フェラチオの延長線で行う場合と膣外射精の一環として、最後にパートナーの口中にペニスを入れて射精すること
更年期障害 医科学 女性がある年齢に達すると月経がなくなることを閉経という。およそ50歳前後に起きる、この閉経を挟んだ5年前後の期間を更年期という。この更年期には様々な身体的精神的変化が女性に現れ、不快等を感じるようになる。怒りっぽくなる、セックスを嫌がる、自律神経の不調、疲労感、肥満、のぼせ、腰痛など様々な症状となって現れる。これら更年期に出てくる身体肉体の障害の総称。卵巣機能の低下により、急激に女性ホルモンエストロゲン量が低下することによって発生する
後背位 性用語 性行為の基本的体位。俗に言うワンワンスタイルの体勢で結合すること。深度は意外に深く、正常位より深度を得られることが多い。ただし、体格のいい女性との場合、膝の高さが合いにくく、思わぬ悲哀を味わうこともある
高プロラクチン血症 医科学 脳下垂体から分泌されるプロラクチンという刺激ホルモンが異常に増えて乳腺を刺激、妊娠していないのに乳汁を分泌させたり、無排卵月経を惹き起す症状。薬物療法が主体で治療する
興奮相 医科学 マスターズ&ジョンソンが解明したオーガズム相のひとつ。いわゆる性的刺激を感じ始めてる時の身体的状態。男性は勃起が主、女性は乳頭の隆起、乳房の膨張、陰唇の充血などだが、顕著な変化は膣に起きる。膣腔の拡大、精液プールの形成、膣壁からの分泌液の増加など多くの現象が現れる。ただし、個人差もあるので全てが定義通りに現れるとは限らない
肛門 医科学 外性器ではないのだが、何かと性的存在と考える向きもある。外性器とは会陰を介して隣り合わせに位置する、消化管の終末で便の排泄口。通常は括約筋で閉じられており、排便時に開くが、便と空気の区別が出来る優れた機能を持っている。「8の字筋」は上部が膣口の周囲にあり、下部が肛門の周囲にある。そのため、膣口収縮の訓練には、肛門をキュッと締めるエクササイズが効果的などといわれている。たしかに中年以降はどちらも緩みがちなのは事実。男性の勃起力と肛門の締りも関係しているので、無料なのだから試す価値はある。また、肛門挙筋と浅会陰横筋及び。「8の字筋」は隣接しており、何らかの関係性はありそうだ。これらの筋の束の下には神経細胞があるので、性感の開発余力は否定できない。SM嗜好や男色において肛門は重要な役目をしているわけで、女性の肛門がどの程度の性的存在かは不明。筆者の知る限り、とんでもなく痛いだけだそうだが、表面的な刺激には、羞恥心も手伝った快感がある。中には、生理中の膣代替物として、肛門セックスをしている男女もいる。女性に限らず、肛門表面は丈夫だが、その奥の直腸は極めて傷つきやすく、痔にもなりやすく細菌に侵されやすい部分であり、エイズに限らず感染をひき起こしやすい点を注意すべきだ
肛門括約筋 医科学 肛門や尿道、膣の周辺には8の字に連繋された不随意と随意な筋肉がある。肛門括約筋も内筋は不随意で外筋は随意筋で、肛門からの垂れ流しが起きないようにしたり、排便をしようとしたりする。尿道括約筋、膣括約筋にも同様の性質がある。巷ではこの「8の字筋」の随意筋部分を鍛えることで、性的なエクササイズを提唱している。アナルセックスと肛門括約筋、尿失禁と尿道括約筋、膣の締まりと膣括約筋。努力によってある程度は随意筋部分が鍛えられるようである。不随意な部分が鍛えられないのは当然である
コーマン 性的俗語 女性器の隠語
ゴールデン・シャワー 性嗜好 性癖の一種。女性にオシッコをかけてもらって歓ぶこと
コギャル 俗語 ミニスカ、ガングロなどで渋谷界隈をうろつく小娘。主に女子高生だが中学生も増加中
孤閨 性用語 主に女性が一人で寝る事だが、独身が一人で寝る事は普通当然なので、人妻や離婚した女性、夫に死なれた女性を対象に使われる言葉
こけし 風俗習慣 アダルトグッズ、バイブやディルドの昔の表現。東北地方などの民芸品「こけし」に似ていることからつけられた名称だが、現実に民芸品自体が使用されていたという民俗学の資料もある
こしけ 医科学 *オリモノ参照
小姑一人は鬼千匹 故事ことわざ 夫の兄弟姉妹は嫁にとって兎角厄介な存在で、一人が鬼千匹にも相当するという譬。最近では核家族で受ける影響も軽減しているようだ
コスプレ 性嗜好 風俗、イメクラで女性に様々な衣裳を着けさせ、好みのキャラクターを準備して妄想をより現実化する遊び。人気のコスチュームは看護婦、女子高生、スッチーなどだそうである
小平事件 犯罪 46年事件は発覚。芝・増上寺境内で強姦された全裸女性の遺体発見。また、現場のすぐ近くで白骨化した女性の遺体が発見された。全裸死体で発見された女性の顔見知りの男の線から小平義雄(当時42歳)が容疑者として浮かび上がった。その後の警察の捜査で、戦前戦後最大の強姦殺人者小平の全容が判明、戦中から戦後にかけ当時の食糧事情や貧困の弱みにつけ込み、言葉巧みに若い女性中心に誘いこみ、強盗強姦を重ねていたもの。特長としては、当初は無理やり犯す強姦が主だったが、最後の方では陵辱性癖がエスカレート、首を絞め殺してから犯すという、いわゆる死姦に傾倒していったことである。取調べでも、死姦の話は夢中になって、自慢のように話続けたという。起訴は7件の強姦強盗殺人で死刑判決だったが、15歳から30歳の女性40人以上を強姦をしていた模様で、当時の世間を震撼させた。その後の資料によると子供時代から粗暴粗野で、軍隊時代に異常性欲に目覚め、一晩4,5回は必ず射精するという状況が続き、中国戦線では強姦や妊婦の腹を割くなど異常な行動に終始したが、軍功も同様にあげていたらしい。27歳で結婚も、小平が遠縁の娘を妊娠させ私生児を生ませ、離婚騒ぎになった。復縁を迫る小平は義理の父を撲殺、家族6人に重軽傷を負わせ、懲役15年。二度の恩赦で刑期が半分に短縮出所。2度目の結婚をしたが、妻の妊娠時になると病気が再発。同アパートの未亡人、そしてその娘、隣の女房、お産の手伝いに来てくれた妻の友人、はたまたその妹と手当たり次第の性的関係を結んだ。このあたりが強姦なのか和姦なのかは不明だが、性欲亢進症候群と凶暴性が同居した資質の持ち主であったようだ。出会ったのが運のつきのような男といえる
コック 性的俗語 米語スラングでペニスのこと
骨粗しょう症 医科学 カルシウム不足から骨の密度が減少し、骨の密度がスカスカになって、簡単に骨折したり様々な病気との合併症を発症しやすくなる。主に閉経後の女性の急速な骨量低下が顕著。最近はダイエットに夢中になっている若年女性に同様の症状が見られる
骨盤スラスト 医科学 骨盤は括約筋に囲まれているし、一部分は離れているので出産時には開くようになっている。つまり自由自在度がかなりある骨組織で性感でも機能する。スラスト(擦り動かす)や開閉、圧迫などの運動を加えることで、深度の深い性感が得られると提唱する研究者もいる。おそらく、女性が快感を感じ始めると無意識に腰を蠢かす行動には、骨盤快感やボルチオオーガズムとの関係があるとの説もあるが詳細不明
骨盤底筋群 医科学 骨盤底筋群とは骨盤の底にあり、骨盤内の臓器を支えている筋肉。尿道・腟・肛門を8の字(PC筋)に取り囲んでいる。骨盤底筋群は尿道・腟(産道)・肛門などを取り囲む外肛門括約筋や肛門挙筋という筋肉からできており、随意筋なので鍛え方ひとつで意図的に動かせる。ケーゲル運動もこの筋肉を鍛えようという運動
骨盤内感染症 医科学 女性性器(子宮・卵巣)やその周辺の組織に起きる感染症の総称。もっとも酷いのが骨盤内腹膜炎
骨盤感染症 医科学 性感染に限らないが子宮頚管炎から、月経時に内膜炎、骨盤腹膜炎等を併発、下腹部痛や腰痛を起す
ゴナドトロピン 医科学 性腺刺激ホルモン
股部白癬 医科学 コブハクセンと読む:インキン参照
コプロラグニア *スカトロ参照
ゴム 性用語 コンドームのこと
コラーゲン 薬理学 皮膚は表皮・真皮・皮下組織から出来ている。この真皮を形成している主たる成分のひとつ。このコラーゲンの働きにより男性に比べて柔らかくすべすべとして、みずみずしい弾力のある肌が保たれる。このコラーゲンは外部からの刺激に溶ける性質を持っているため、過度のセックスが継続すると補充能力の限界を越えるので、肉がどんどん柔らかくなる
コルコスピー 医科学 膣拡大鏡のこと
コンドーム 性用語 避妊具。性行為で膣内に射精した精液を、事前に被せておいた袋が受けとめることで膣内への精液放出を防ぐ為の避妊具。現在はラテックスやポリウレタン製のコンドームが主流となっている。世界的エイズ騒動の中、正確とは思えないが日本人が最もコンドームを愛用していたので蔓延が少なかったという説もあるが、性感染症の予防には相当の威力を発揮する。最近では女性用のコンドームも発売されている