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SEXは人間のすべてを語る | ![]() |
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た | 区分 | 解説 |
ダーウィン | 医科学 | 英・自然科学者「進化論」の提唱者。5年間の世界一周の旅で動物相、植物相の違いから、夫々の種が独自に創られた不変のものだという考えに疑問を持った。地層学を学び、地層の変化と動植物の変化を観察、動植物は環境に応じて進化するという仮説を立てた。1859年「種の起源」を発表、性淘汰という概念をつくりあげた。 |
ターナー症候群 | 医科学 | 性染色体異常の代表的疾患で女性にだけ起きる。顕著な症状は背が低いことである。首のまわりの皮膚がたるみ、肘から先が外向きになるなどの症状が現れる。症状に大きな幅があり、診断を二次性徴まで気づかない場合もある。染色体異常のため、治療という治療は現在ない |
体位 | 性用語 | 性行為中の男女の結合体勢のこと。この性器結合の体勢によって、ペニスのヴァギナを刺激する部分が異なるため、あらゆる体位を試す探究心のある男女もいる。日本では江戸時代に描かれた48手が有名だが、基本的には正常位、後背位、前座位、伸展位、側位、立位がある |
大陰唇 | 医科学 | 恥丘下部から始まり、性器全体を保護するように出来ている、皺襞状の通常の皮膚系の一対の脂肪組織で、大きさの平均は長さ7,8センチ幅2,3センチで性器と他の肉体部皮膚との境界線である。大陰唇の「唇」の言葉に惑わされるが、日本人の場合脂肪の乗りが少なく平坦に見え、足を閉じているとあまりよく分からない。足を広げた状態で見ると、性器を取巻く陰毛の生えている色素沈着がある部分が、この大陰唇ということになる。もっと知りたい人は、女性に立ったまま後ろ向きになってもらい、僅かに腰を曲げてもらうと、大陰唇の存在が観察しやすくなる。役割は今ひとつはっきりしないが、女子胎児期によく発達して性器を被うことから、膣口や尿道口を保護しているのではないかと考えることができる。通常皮膚の延長であることから、小陰唇が常に閉じている状態を保つための、土手のような役目をしているのかもしれない。その証拠ではないが、大陰唇が薄い東洋系女性の小陰唇は開き気味である。また、性交時のペニスのピストン運動などによる骨盤同士の衝突を和らげているという説もある。しかし、日本人女性の大陰唇を見る限り、性交時のクッション説には疑問が残る。白人女性などではたしかに多くの脂肪沈着が見られ、クッション説も多少肯ける。東洋系女性の多くは、小陰唇が大陰唇から出ていることが多く、小陰唇が大きいのではなく、大陰唇が小さいためである。白人女性では大陰唇が小陰唇を被っている形状が多く見られ、一見すると少女のようなクレバスだけが目に入る場合がある。しかし、小陰唇と性器全体を囲い過ぎることで、恥垢が溜まりやすいとも云える。尚、毛の生えた唇があるわけがないと思い込み、女性性器で一番目につく小陰唇を大陰唇と勘違い、大陰唇を内腿の付根の皺くらいに思っている人がいるらしいので注意しよう。クンニリングスで男性が喰らいつくのも、どうも小陰唇が先のようである。しかし、陰毛同様のアポクリン腺が存在していて、性的臭い(好いと言う人、悪いと言う人がいる)を発している。昔はめちゃめちゃ効果があったようだが、進化の過程で概ね退化しているようである。(フェロモン)一部退化せず頑張っている女性やその「臭い」を「匂い」として嗜好する男性もいる |
体外受精 | 医科学 | 人工授精では精液を直接子宮腔内に注入する方法だが、体外受精は女性の体内での受精が困難だと思われる場合に行われる方法で、文字通り「体外」で受精をする方法を指す。現在は体外受精胚移植(IVF-ET)が主流だが、顕微受精や凍結胚移植なども含めて体外受精と呼ぶ |
帯下 | 医科学 | タイゲと読む。*オリモノ参照 |
代償月経 | 医科学 | 本来月経は子宮内膜の剥離が分泌液と一緒に膣から排出されるが、一定の周期(月経周期同様に)で鼻から出血したり、胃や腸から出血する症状。おそらくそれら出血部位の粘膜がホルモンの作用で出血するのではと考えられている |
対人恐怖症 | 精神・心理学 | 他人が自分をどう思っているのか一般でも多少は気にするが、全ての行動を他人が評価していると意識が過度になり、言動や思考に支障が出ている状態。対人緊張の傾向があり、うつ病の登竜門とも云われる。若い世代では50%近くが何らかの意味で対人緊張を持つが、ほとんどの人は30歳前に自然に消失する |
第二次性徴 | 医科学 | 外見としての性器から男女が生殖器としての機能を成熟させ始める性徴期。多くの変化があるが男子は精通、女子は月経が始まるのが劇的である。同時に思春期に突入、ホルモンバランスの激変から心身のバランスの均衡が保ちにくくなる |
大脳生理学 | 医科学 | 大脳の機能の特化した、大脳の生理的機能を研究する学問領域。テクノロジー(CTやMRIなど)の進歩で、今まで観察すら困難だった大脳の旅が始まりを告げている |
大脳皮質 | 医科学 | 大脳の表面に広がる神経細胞の層。知覚、思考、記憶など高次機能を司っている。神経細胞は6層からなり、両生類にもある古皮質と哺乳類から出来上がった新皮質部に分けられる。 |
大脳辺縁系 | 医科学 | 大脳半球内側面に位置し、大脳旧皮質部。主に帯状回と海馬傍回で構成される弓状の器官で主に情動に関与しているが視床下部との連繋でも重要な役割をしているらしい。構成部位は扁桃体、海馬などである |
胎盤 | 医科学 | 妊娠した時、母体と胎児を連絡している器官で臍帯で繋がっている。分娩後には、膣から排出される |
代理母 | 社会文化 | 不妊のカップルが第三者の女性に代わって出産してもらう、いわば借り腹。ケースとしては自分たちの精子と卵子の受精卵を妊娠出産してもらう場合と、女性の卵子に問題があり、男性の精子を第三者の女性に人工授精し妊娠出産してもらう方法がある。一般的には前者がほとんどで後者では問題が複雑になり過ぎる傾向があるようだ。日本では前者も学会では認めていないので根津医師の行為が云々されている。話題の向井亜紀さんも前者による代理母出産 |
ダグラス窩 | 医科学 | 子宮と直腸の間の窪み。子宮内膜が間違って出来てしまうダグラス窩内膜症は直腸との癒着の心配もあり内膜症の中でも重症といえる。性交痛の原因になる、逆に膣奥におけるセックスで何らかの快感とも関係しているという説もある |
たこ壷 | 性的俗語 | よく判らないが、膣に挿入した時の感触が蛸壺に入れたように吸いつくヴァギナのことなのだが、何せ蛸壺にペニスを挿入した経験がないので意味不明 |
多重人格 | 精神・心理学 | 宮崎勤の精神鑑定以来一般的になった人格障害。WHOの定義によると、主な病像は二つ以上の人格が同一個人に明確に存在し、そのうちの一つがある時点で明確になるもの。各々が独立した記憶を持ち、行動や記憶も独立して存在する。一つの人格が、他の人格に影響を及ぼす事はなく、存在すらも知らない事が多い。外傷的出来事と密接な関係があるのではと思われている |
堕胎罪 | 犯罪 | 刑法212、213、214、215,216条によって規定された法律だが、法律の趣旨は富国強兵にあり、その後優生保護法の成立で、抜け道が成立。日本は中絶天国とまで言われるようになった |
タチ | 風俗習慣 | レズビアン同士が性行為をする時、攻める側を指し、一般的に男役を演じる |
立ちんぼ | 風俗習慣 | 所謂街娼のこと。路上で客と売春交渉を成立させて、ホテルで性行為を行う人のこと。海外の売春形態ストリートガールの延長上にあり、中南米女性が多く見られる。また最近ではニューハーフの立ちんぼも増えてきている |
ダッチワイフ | 風俗習慣 | アダルトグッズ、空気を入れて膨らます風船形、お湯を入れるタイプ、シリコンで高品質につくられたタイプなどの、女性の肉体を模した人形。別途、股間用にヴァギナを模したホールが用意されており、南極探検隊も持参したと、実しやかに語られているマスターベーション用の人形 |
蓼食う虫も好き好き | 故事ことわざ | タデクウムシモスキズキと読む。:辛くて苦い蓼(タデ)の葉っぱを好んで食べる虫もいる、人間の好みも様々なもので、一律に物事は決められず多面的だといっている。日常では、普通以上の感じの男がとてつもなく醜い女性とつき合っているとか結婚している時にも用いる。谷崎潤一郎「蓼食う虫」 |
立てば芍薬座れば牡丹 | 故事ことわざ | 立てば芍薬座れば牡丹、歩く姿は百合の花。美人を形容した言葉。芍薬、牡丹のような女性が昔は美人だったのかと考えさせられる |
多のう胞性卵巣症候群 | 医科学 | 略してPCO。月経不順の原因の20%を占めるといわれる病気。卵巣の中に小さなのう胞(未発育卵胞)が残存して、表面を硬くしてしまう。そのために、正常な排卵が出来なくなるというもの |
多毛症 | 医科学 | 女性の身体には僅かにある男性ホルモン・アンドロゲンが何らかの原因で活性化するために起きる症状。卵巣の異常で起きる事が多い |
男根 | 性的俗語 | ペニスのこと。官能小説で使われる |
単純性尿道炎 | 医科学 | 一般的な雑菌に感染して起きる尿道炎。性感染症ではないが抗生物質で治療する |
短小 | 性用語 | 男性の陰茎が細くて短いこと。概ね勃起時の長さが5センチ以下だと性行為に不満が大きく残るといわれ、7センチ以上なら充分オーガズムを与えられると力説している情報もある。一般的には12センチ以上が望ましいと思われる |
男女産み分け | 医科学 | 子供は天からの授かりものといっても、やはり生まれてくる子供の性別に拘る場合もある。そんな場合、現代の医学やバイオをもってすれば理論的に簡単なことなのだが、生命倫理の立場から容易に認められていないのが現状である。そのため、昔から迷信が多く伝承されているが、科学的根拠はほとんどない。最近の科学的根拠らしい方法によると、子供の性別決定は精子によって左右されることに着眼、Y染色体を持つ精子で受精するかどうかを考えている。膣内の酸性だがY染色体は酸性に弱い、濃厚なオーガズムは膣内をアルカリに変化させるので男子が生まれやすい。逆に感じないセックスをすれば女子が生まれやすいとかである。これをもう少し科学的にすると、排卵期と酸性アルカリ性の関係を重視して、排卵初期は女子、排卵後期は男子という理論もある。セックスする前に、膣内を化学的にアルカリにしてしまう強引な方法もある。多分人工授精以外の方法はもしかすると確率が高くなるかもしれないという話のようだ |
男女共同参画社会基本法 | 法律 | 社会の変化に対応して、憲法における男女平等ばかりではなく、男女の平等を現実化するための法律。99年6月施行 |
男色 | 性嗜好 | ダンショク、ナンショクとも読む、男性同性愛のこと。現在はホモセクシャル |
男女雇用機会均等法 | 法律 | 目的は「雇用における男女の均等な機会の権利と待遇の確保が狙いの法律。求人広告などで男女の別が無くなり、求職者が右往左往している法律。営業マン、ウェイターなどは禁止されたのだが、採用は雇用者の権利でもあるので、結局応募者はくたびれ損をすることが多い変な法律。ただし、ウェイトレスなどの表現は許されている |
男性更年期 | 医科学 | アンドロポーズ。男性も加齢と共にホルモンバランスが青年壮年時にくらべ、大きく変化する。しかし、男性の場合個人差が激しく、30歳後半から70代になって起きる場合もあり、正確な捕捉が不可能なために女性のような更年期障害と医学的に捕らえにくいものになっている。結局更年期としての捉え方よりも、個々の症状ごとの疾病と捉え、対処する事になるが多くは40代位から性欲や勃起に以前の活力がなくなり、妻とのセックスに興味を失い始めた頃から更年期は始まるようだ。その証拠ではないが、出会い系に中年男が群がっているのはその辺に起因しているのかもしれない |
タントラのセックス | 性用語 | インド仏教の世界における修行中に起きる解脱的快感のようなのだが、最近は宗教的集団がヨガ教室とオーガズム教室のような組合せで一部人気を得ているが詳細は不明 |
タンパク質 | 薬理学 | 肉体の構成の30%を占めている人体構成成分で、からだの多くの部分に含まれている。食べ物から吸収されたタンパク質は消化されアミノ酸となり、骨や筋肉などをつくる。島津製作所の田中プロフェッサーがノーベル賞受賞したのもたんぱく質の研究による |
だんべ | 性的俗語 | 女性器の方言俗語 |
タンポン | 性用語 | 生理用品・月経時に膣内に挿入し、経血を吸収する紙製の棒状に抜き出す紐がついたもの。ナプキンの品質向上で押され気味だが、30年くらい前は主流の生理用品。最近はタンポン未経験の女性にペニス恐怖症が増加しているという報告もなされている |