(13)初級のセックス・テクニック PART2






男にとってセックスとは何なのだろう?子供を作るためにセックスをしているだろうか?たぶん多くのセックスは「生殖」を意識していない。コミュニケーションという目的は理論上の問題であり、手をつなぐだけでも目的は達成出来る。男のセックスの目的をどんどん絞り込んでいくと、どうも射精の快感を味わいたくてセックスをしているようだ。でなければ、マスターベーションをすることもないし、風俗店でフェラで射精のサービスを受けることもない。AVを観ながらマスターベーションが最近の男にとって最も楽チンな射精なのだ。風俗で射精するのも一種のマスターベーションとみることもできる。
しかし、女性とのセックスはマスターベーションではないのだ!自分が気持よく射精できればそれで良いと思っていたら大間違い。男と女の性感は時間差が大きいだけに、挿入だけのセックスで女性に気持ち良くなってもらうのは最上級のセックステクニックが必要、初級で実現は無理。初級でも女性に満足してもらいたいのなら、まずは愛撫を勉強しよう

HOWTOSEX11 初級のセックステクニックPart1

HOWTOSEX11 初級のセックステクニック Part2

 前戯愛撫3 「うなじ・背中からお尻を経て足先まで」
キスがしにくい欠点があるが、男性が女性の背後に回った姿勢での愛撫は、手の向きなどの関係で非常に有効な態勢だといえる。うなじ・乳房・乳首・下腹部・脇腹・外性器・腿・足首・足の指など女性の性感を刺激するには、最高の姿勢かもしれない。君の手が自在に彼女の基本的性感帯を刺激でき、唇と舌が背後を這い回ることが出来る。勃起しているペニスが目隠しされたような状況で、彼女の官能をくすぐるとうことだ。
欧米系のハウツーによると、お互いに見つめあい、目で愛の確認をなどと解説されているが、日本文化には馴染みにくい。カットビなヤンキーお嬢さんでも、男性と裸で二人きりになると、想像以上に大人しく内気になる。まして普通の女性のほとんどは、セックス情報に逆らうように、セックス中は恥ずかしがり屋に変身する。逆に自分の目が届きにくい身体パーツへの愛撫は、一種独特の心もとなさや不安が不思議な高まりをみせるものである。。
上半身を起した態勢からはじめるのが一般的で無理のない態勢だといえる。髪を梳くように撫ぜながら耳朶を露出する、耳朶への愛撫は抵抗感を無くす為、先ずは指先での優しい愛撫から始めよう。オーガズムに達していない時点では、執拗な耳への愛撫は逆効果な場合も多いので注意が必要。女性の反応を見ながら継続可能かどうか判断しよう。
注:女性の髪を愛撫することはいいのだが、ヘアスタイルが乱れてしまうような触れ方は避けるべきである。その女性のヘアスタイルにもよるが、取り返しのつかない乱れ方になり、怒りを買う場合もあるようだ。
主に舌を駆使して、縁をなぞる、耳たぶを吸う噛む、耳の穴に舌を入れるなど、様子を見ながら実行してみよう。よく息を穴に吹きかけるというマニュアルも見られるが、囁き程度で充分。無理に耳の穴に息を吹きかけるほどのものではない。勿論、この間にも空いた手を利用して、乳房や乳首、下腹部に愛撫を加えるのは当然である。
次に、指で首全体を愛撫、その継続で唇をうなじに向けてみよう。舌先を緊張させて、うなじ全体をリサーチしてみる。
注:舌というものは、口腔に力を入れていない場合は粘着力のある正体不明の柔らかい部分であり、口腔に力を入れて緊張させると、まさに骨があるような硬度をみせるもの。舌技とは、このベロ状態と勃起ペニス並みの硬軟の使い分けが重要なのだ。
うなじは、その時の状況(女性の感じ方が日によって異なる部分)に応じて、執拗に又はあっさりを判断しよう。場所も様々に移動することが多いので、単純に彼女はうなじのこの辺がと、決めかねる難しいパーツである。
しかし、多くの女性が性感を多く感じる部分なので、見逃すことは出来ない。首筋も同様に性感が多いといえる。基本的に空気に触れる機会の少ない部分は生理学的末梢神経ではないが、空気に触れていない分感受性が強いと考えてよさそうである。その意味では、頭皮、腋の下、うなじ、首筋、下腹部、背中、お尻、外性器などは一律に感受性が強いことになる。何時も空気に触れている、手や足の指の間もどちらかといえば、空気に触れている時間は少ないともいえる。
うなじ、首筋への愛撫は強さと弱さのハーモニーがすべてである。手や指によるタッチ、スーッと走らせる刺激、くちづけ、舌による愛撫、吸う、甘噛みなどバラエティに富んだ愛撫が求められる。あまり唾液が出過ぎた状態での愛撫には拒否反応もあるので注意して欲しい。昔は慣れないために多くみられたキスマークも最近では情報が行き渡っている為か滅多に出会わないが、強く吸うといっても跡が残らないようにするのは当然。
うなじの愛撫と乳房・乳首への愛撫は並行的に行うのが常道、この愛撫でほとんどの女性が上半身を起している気力が薄れる。女性は快感を強く感じるに従い、身体を立てておくことが苦痛になるので、状況をみて身体を横たえてやる気配りが必要である。
さあ、次は背中である。背中といっても肩から背中、脇腹、腰骨部、お尻への愛撫を説明しよう。本来この周辺は第二ラウンドに誘う部分としても有効だが、今回は前戯段階でも挑戦してみよう。
うなじは前述の通り性感の強いところだが、それに連なる肩はさほど期待できる部分ではない。前面の首もあまり感じない部分といえるだろう。
問題は背中である、背中といっても相当に広いのだが、基本的には背骨を中心にした左右5センチ前後に性感は集中している。しかし結局、背中全体が連なっているので、背骨を中心に愛撫していても、背中全体が感じると思う女性も多いと思われる。
一度オーガズムを得た後の女性に対する後戯として最も効果的部分なのだが、時に再挑戦を促す結果になる場合がある。体力精力に自信のない男性諸君は注意が必要だ。
うなじから背骨を中心にお尻の部分を指先・爪の裏・舌を駆使して、上から下、下から上と強弱をつけながらゆっくりと走らせる感じがポイントである。そうしながら、彼女の背中のポイントを探り当ててておくと、洋服を着たままの愛撫などでも、相当の快感を与えることが出来る。
一般的には背骨の腰に近い部分(お尻の始まりの僅か上くらい)の性感が最も強いといわれている。背中の腰部分を舌で愛撫しながら、指でお尻の割れ目付近をまさぐるのは常道である。彼女は下着を取り去られていない状況に、焦燥感を味わっていると考えておこう。もっとも君のほうが、ここまで我慢できるかどうか怪しいものではある。
背中を舌で愛撫しながら、両膝と両肘でワンワンスタイルをとってもらい、乳房・乳首を責めるのも非常に感じる女性が多い。これは主に、乳首が下を向くことで、一層性感が昇まつているからと考えられる。
次に脇腹だが、ほとんどの女性が感じるといっていいだろう。ただし、性的興奮がある程度以上になっていない場合、単にくすぐったい部分でもあるので注意したい。特に、性的に成熟していない十代の女性の場合、特に注意が必要だろう。基本的に優しく指先や爪、舌による愛撫に適しており、強く揉むような愛撫には適していないといえる。
ここまで来て、パンティに手をかけないのは多少サディスティックなのだが、もう少し愛撫を続けてみよう。ただし、もう我慢できないという君自身の感情も彼女に伝えながら、パンティ越しにお尻を愛撫してみよう。
本来、お尻の愛撫は裸の状態がベスト。ここではモウスグ脱がせる、モウスグ顔を埋めるという期待感を持たせて掌でまさぐり、指を割れ目に沿って走らせるなど焦らしとモウスグのシグナルを送りつづけよう。ここまで来ると、90%以上の女性が愛液で下着を濡らしていると考えてよい。もし仮に、まだ濡れていない状況だとすると、これは相当難しい女性と遭遇したか、君が心を込めていないか、彼女が君のことを好きではないか、考えておく必要がある。
次に軽いタッチで太腿を指や舌先で触れながら何度か往復。次に膝裏をもう一度丹念に舌で愛撫してみよう。ただし、この最後の愛撫の過程は外性器への愛撫のためのプロムナード、あまり執拗にする必要はない。
膝裏から、脹脛・足首を指と舌で愛撫、もう一度足の指先に下を這わせ、徐々に逆方向に上り最後の愛撫を行おう。この愛撫中に、うつ伏せになっている女性を身体全体で仰向けに誘導、最後の上方向の愛撫の舌先が太腿の付け根に向かう頃には、女性が仰向けになる状態にしておくのがベスト。
さあ、彼女のパンティ越しに恥骨・クリトリス・外陰部・会陰部に対して、あまりテクニックに走らない、男の興奮を剥き出しにした手の動き、頬ずり、唇の動きをしてみよう。彼女だけが興奮しているという孤独感・羞恥心をこの行動で解消させた方がベスト。勿論、感極まった言葉を多く使うのも、ここでは大変有効になるだろう。
頬ずりをしながら、愛を囁きながらパンティを脱がせよう。一気にお尻方向から脱がせるのもいい。恥骨と陰毛が出たあたりの中途半端な下げ方で、露出部を唇・舌でじっくり愛撫するのもいいだろうが、これ以上焦らすのも考えものかもしれない。
脱ぎ取った下着は彼女の枕の下などに必ず隠すようにしておくことも、ある意味の礼儀。


 前戯愛撫4 「恥丘・陰毛から外性器へ」
前戯愛撫1,2,3で完全にセックスモードになっている彼女の体全体を、君の全身をつかって先ずは抱きしめよう。下着を取り去られた彼女の気持はどこか不安、全身で安心感を与えよう。そして、ソフトにキスをしながら、「奇麗だよ」「可愛いな」「ホントに好きだよ」「愛してる」などなど、あまり難しくない単語で彼女への好意を伝えるのがコツ、さらに愛液が一段と滲み出る。
恥丘はモリマンなどという表現されるなど、女性のセックスシンボルの一つといわれている。特にビキニのVゾーンに目を向けると、見事な恥丘の盛り上がりを見せる女性もいるものである。それを見た男性が性的刺激を受けることは大いにある。しかし現実にはそのふっくらとした盛上がりは、必ずしもフックラしているものではない。恥骨とその皮膚の間に出来る脂肪が主な構成要素だが、見た目ほど柔らかくはない。表面は陰毛に包まれている。
先ず恥丘そのものへの愛撫だが、掌で愛おしくまさぐる、頬ずりをする、時に軽く圧迫してみるなど。恥骨の抵抗があるので感じないようだが、意外に感じる女性もいる。この恥丘の直ぐ上部の下腹部は膀胱そして子宮があるので、強い圧迫などは当然避ける必要がある。
陰毛自体には末梢神経はないのだが、毛根およびその周囲の皮膚にある神経を刺激するので、結果的に刺激を感じる。平常時には触れているだけの感じも、セックスをしている、好きな男に触られている、羞恥など心理的作用で性的快感につながっているようだ。陰毛は恥毛という言葉で表現するとおり、そこを見られる触られることが恥ずかしいという文化は現存しているので、その効果に期待しよう。
また、この恥丘・陰毛で注目すべきことは、その表面にあるアポクリン腺の存在だろう。進化の過程で失ったといわれるオスメスが惹きつけあう性フェロモンの発信源である。性フェロモンの科学的解明は道半ばだが、オスメスの発情状態の確認や性的誘惑に役立ってきたフェロモンの発信源であることは、それなりの効果を持っているのではないかと考えても不思議ではない。ワキガの発信源にもなるアポクリン腺はモミアゲ・髭・腋毛・陰毛部にあることからも、何らかの性感と関係があるようだが、研究の余地を残す性感帯なのかもしれない。
アポクリン腺とは別に陰毛部には汗腺もあり、彼女の匂いを感じることができる。この匂いが良いか悪いか、それは君の嗅覚との相性としか言いようがない。
恥丘と陰毛に顔を埋める愛撫をする場合、ある程度外性器の切れ目が目に入る、時にはクリトリスの付根を知らないうちに刺激する態勢(彼女の腰の部分に腕を差し入れ持ち上げ、自分の顔を方に近づける)を取るのもテクニックである。知らず知らずに、何時の間にか外性器への愛撫が始まっている。


前戯愛撫5 「外性器への愛撫」
ここまで挿入前に愛撫が続けられる男性はほとんどいないので安心して欲しい。前出の前戯愛撫1,2,3,4のすべてを順繰りにする必要はない。ある段階で、彼女が「欲しい!」とリクエストしてきたら、快く快諾する方がいいだろう。これ以上愛撫を続けると、挿入前に射精してしまいそうなら、途中を中抜きするのも選択である。要するに、このくらいは彼女に奉仕する精神でセックスすることが、女性にオーガズムを与えられる早道である。結果的に、セックスでオーガズムを与えてくれる男性に対して、女性の気持が好意的に影響するのは自然の摂理。だからといって、彼女をセックスの虜にしたから、何をしても安心は愚の愚である。21世紀の女性はそんな甘いものではない、これでもかと多くを要求するものと心得よ。しかし、ここまでくれば少なくとも今夜の彼女は君のもの、心置きなく彼女の股間に顔を埋めることにしよう。
最近のセックス情報を見ると、女性の性感帯でダントツに優れているのがクリトリスだと強調するマニュアルが多い。そして、ヴァギナには多少快感がある程度の情報が蔓延しているが、筆者はこの情報には相当の疑問を持っている。
この女性のオーガズム体得マニュアルには、女性運動(ウーマンリブ運動)という時代背景から来るトリックが色濃く反映していることを、専門家はもう少し考えて伝えるべきである。
キンゼーやジョンソン夫妻によって女性のオーガズムのメカニズムはある程度証明されたのだが、この実験においてもペニスをヴァギナに挿入する行為が含まれている。クリトリスがオーガズムの主体であるなら、ペニスの挿入などオーガズムにとって従属的行為に過ぎない。実験は女性のみのマスターベーションで完結する問題である。
つまりこの論理を拡大解釈すると、男女共にオーガズムに相手はいらないことになり、その発想をもう一歩進めると、女性のオーガズムを得るために男は要らないの論理が生れてくる。そして、女子のクリトリス中心のマスターベーション推奨運動が展開されたという歴史的背景を忘れてはならない。性科学の事実の一部を思想運動が利用した側面を割り引く必要がクリトリスオーガズムにはあるということだ。
まあ。面倒な話は別にして、たしかにクリトリスはペニスの亀頭と元を同じくするもの、感じるのは当然である。しかし、感じることが全てオーガズムに結びつく快感だというのは、セックスを知らない人々の構築した理論であり、恣意的理論でもある。AVなどの演出では、上記のクリトリス至上主義の常識を逆手に取り、これでもかと出演女優のクリトリスをグリグリベロベロなのだが、クリトリスは女性のオーガズムへの自動ボタンではないことを、当サイトの読者には知っておいてもらいたい。
たしかに、クリトリスで快感を得るのは容易である、知らないうちに知ってしまう性感帯だということに異存はない。しかし、感じすぎる部分でもあり、刺激に弱い部分だとも言える。粘膜のほとんどが露出していないので、真性包茎の亀頭と同じような状態の部分でもある。
つまり、他人に簡単に触られて、”おお気持いい、行った!”と短絡的に歓べる部分とは到底思えない。特に若い性経験の浅い女性にとって、マスターベーションで訓練していない限り、ほとんどは苦しく痛くなる部分なのである。
前置きが長くなったが、それでは女性の外性器に対する愛撫の基本を書くことにしよう。
女性器は大陰唇・小陰唇・膣前庭・クリトリス・会陰に大きく分けられるのご存知だろう。愛撫はこの全ての部分に原則優しい刺激を与えることになる。今までの身体への愛撫に対し性器への愛撫は、粘膜が多く含まれるので炎症をひき起こし易い指による刺激は少なくして、掌・唇・舌・ペニスによる愛撫が中心になる。いわゆるクンニリングスが決め手だといえる。勿論、一回オーガズムを得た後の女性器は強い刺激にも対応能力が出来てくるもの、逆に求めるものなので、その場合には指の有効な活躍が脚光を浴びる。
即刻顔を埋めて、口一杯に彼女の性器をむさぼるような愛撫も悪くはないだろう。それはそれで、男の興奮が頂点に達しつつある伝達だ、愛液に塗れた自分だけがHな姿でいる不安感を解消できる方法である。しかし、今編は初級とはいえテクニック、もう少し君の技術を駆使して見せよう。
先ず初めに、もう一度男性上位で女性を上向きに寝かせ、男性は左右どちらかに身体を外した態勢をとる。あらためてキスをしながら、彼女の股間に手を伸ばそう。この時のキスはディープに行い、下を激しく絡ませるレベルがいいだろう、双方の興奮を野性的に切り替えるポイントとなる。
彼女の唇・口腔をむさぼり、蹂躙しながら、股間の愛液に塗れた外性器を掌で大きく包み込む。掌に彼女の愛液が粘りついてくるはずである。大きくゆったりとしたリズムで、まず性器全体を揉み解そう。唇は彼女の唇以外の耳・乳首・腹部とその態勢に見合った部分を愛撫し続ける努力を怠らないこと。
当然、この間に何度か彼女から気持が良いという声が漏れているだろうが、ここからは性的快感を伝える声が強めに出てくることが多くなる。時には激しい声になることもあるが、逆に声を抑える女性もいるので、愛液度で確認するほうが確かだろう。
掌や指先で外性器を愛撫する場合、熟練している場合とか、何度もSEXしている間柄でもない限り、指先だけで性器のどの辺を指先が触っているのか、必ずしも判らないこともあるので、特にこの時点では気にしなくてもよい。ただし、指による性器への愛撫は粘膜を傷つけることもあるので、愛液を指先に充分塗すか唾液を常に指先につけ濡らしておく注意は必要だ。
上半身や腹部を愛撫していた唇を徐々に下腹部に移行、クンニリングスの態勢に入ろう。クンニリングスの態勢は色々あるが、初めは女性の股間に蹲る(ウズクマル)ポジションをとる。
まず仰向けになっている女性は普通両腿を閉じた状態で君の愛撫を待ち受ける場合が多い。この場合は、直ぐに両腿を自分の身体を間に入れることで開かせてしまうの一つの方法だが、閉じた両腿の間から覗き出ている陰裂に舌先を走らせるのが効果的である。亀裂の最上部はクリトリスの茎が隠れており、舌先の微妙な刺激にざわめくような快感が走ることが多い。ただし、性器の最上部は愛液で濡れているとは限らないので、舌先は自分の唾液でよく濡らしておくのがポイントである。
こうすることで女性はヴァギナへの本格的クンニリングスに備えるであろうし、自分の性器を君の唇で愛されることを強く望むことになる。当然だが、自分の羞恥の部分を見られ、唇を向けられることで多少の不安を持っている女性に対して、「愛してる」「大好きだよ」「凄く奇麗だ」など、精神的満足や安堵を与える言葉が必要である。
この姿勢は女性がマスターベーションをする場合の基本的ポーズでもあるので、場合によってはそのままオーガズムを一度迎える可能性もあるが、君自身がそれでは不満だろうから、開脚した上でのクンニリングスを進めることにしよう。
女性が仰向けになり足を伸ばした状態の姿勢では、男性は相当柔軟な身体でないと、膣口や会陰への口唇愛撫は苦しいものになる。しかし、まずはこの態勢からクンニリングスをスタートさせよう。
最近ではクンニリングスの情報も多くなったので、いきなりクリトリスをグリグリする乱暴者はいないと思うが、君がそのひとりなら慎もう。クンニリングスの基本は周りから迫ることである。
この態勢だと、クリトリスが一番唇をつけ易いのだが身体を沈める態勢を作って、両腿の付根から愛撫を始めよう。口唇が届く最下部の腿から恥丘部に沿う腿との境を唾液を含んだ唇・舌先で丹念に舐め上げよう。勿論、時折クリトリスや大陰唇・小陰唇に触れる程度の遊びは許される。腿の付根への愛撫は、これから性器に口をつけるというシグナルのようなもの、あまり時間はかける必要はない。
ここで漸く彼女の性器に到達である。先ず、大陰唇をゆっくり下から上に舐めあげる。口唇の愛撫では男性の唾液量がものをいう、口の中が乾いていると唾液が少なく苦労することが多い。
大陰唇は陰唇というが決して唇(くちびる)のような感じはしない。君たちが目にするビラビラは小陰唇である、大陰唇は腿の付根とビラビラの間、色が肌色より濃くなっている部分、陰毛が生えている部分だということを覚えておいて欲しい。時に、この大陰唇の陰毛及び
アポクリン腺から女性の個性的匂いが発せられていることがある。この”匂い”が”臭い”な場合もあり君を苦しめることもあるだろうが、男なら少なくともその場は耐えるのが礼儀というものである。間違っても、「君のココ臭い」などと口にする事は最低の男である、注意しよう。大陰唇は性的興奮でゆっくりと膨れるが、その状況は顕著とは限らず、判別が何時も出来るものではない。この部分は舐め上げると同時に、口を中心して顔を強く押しつけるのも効果がある、左右どちらかに力を入れる感じで行う。
大陰唇の愛撫は程ほどにして、そろそろ外性器の縦一列の亀裂部分のクンニリングスを始めよう。先ず性器全体を包み込むように口に含み、しばしあまり動かずに彼女の性器の動き・鼓動・味のようなものを感じ取ろう(特に判別できるとは限らない)
次に膣の下部に溜まっている彼女の愛液を舌先ですくい上げ、性器の陰裂に沿って塗りつけるように何度が往復しておこう。女性の愛液は透明なもの、乳白色なもの、おりものが膣内から混ざり合って滲み出ていることが多いので、セックス中の女性からの粘液が無色透明無味無臭といったロマンチックな観念は、時に君の興奮を裏切ることもある。問題はその粘液すべてが、その時の彼女の愛液だという大きな心がないといけない。
こうして粘液で充分濡れた性器に、まず指先でなぞるような愛撫をしよう。小陰唇(日本女性は大陰唇から突き出たかたちでビラビラがある場合がほとんどだが、時に薄い縁取り程度の女性もいるので驚かないように)と大陰唇の間の部分を丁寧に優しくなぞってみよう。外性器自体が全体的に性感を持っているが、とりわけその部分でも空気との接触が少ない陰唇の重なり部分に、彼女の強烈な性感ポイントが隠されている。小陰唇は口に含んで愛撫するのもいい、咥えるように愛撫するのも良い、舌で舐め上げる、吸うなど自在だが、必ずすべての女性が感じる部分だともいえないので、反応を見ながらの愛撫も必要になる。蛇足だが、女性器解剖図などによると左右対称の美的小陰唇が描かれているが、女性によっては解剖図と大きく異なっていることもあるが、特に機能的に何の問題もない。時には大陰唇が発達して、小陰唇が隠れている女性もいる。この場合、外性器はあたかも一本の線にみえる場合もある。
このような女性の場合、小陰唇は興奮度に応じて膨らみ顔を見せることもあるし、見せない場合もある。ただし、常に隠れているある意味包茎状態のようなもの、驚くほど性感が強い場合があるが、感度が強いということは刺激に弱い部分でもあり、愛撫の激しさには手心が必要だ。また、恥垢が溜まりやすく上手に洗えず、想像以上の臭気を発するリスクもある。
小陰唇の愛撫で彼女のセックスモードは完全に出来上がっているはず、そのまま挿入も悪くない、何ら問題はもう起こらない。しかし、君の愛撫はまだまだ続く。
舌先で膣口からの愛液をすくい上げ、陰裂を下から上にクリトリスまでなぞる。その間膣前庭と呼ばれる小陰唇を開いた尿道口などが見える部分への柔らかい舌先の愛撫も忘れずに行う。基本的に外性器への愛撫は指先も舌先も下から上方向に愛撫する。この陰裂を縦方向になぞる愛撫は秘儀だといえる、時には舌を力を入れずにベロ状態で、外性器全体を舐め上げるのも効果的だ。
このくらいで通常は充分過ぎる前戯愛撫なのだが、HOWTOSEXとしてはクリトリスへの愛撫がまだ残っている。
クリトリスへの直接的愛撫は筆者はあまり選択しない愛撫部分であるが、多くの男性諸君にとって女性を早目に感じさせる快感ボタンだという信じ込みに応えることにする。
クリトリスは一般的に陰核と茎の部分に分けられる。目に見えるのは陰核(男の亀頭部)という解説が男性陣に過度な期待を抱かせている、AVなどはスタートから陰核グリグリスパスパな演技に終始しているようだ。アダルトグッズにおいても、昔は張り形(ペニス形状)というシンプルなものだったが最近はクリトリスも直接刺激出来るタイプが主流になっている。クリトリスオーガズム(セックスでも男と対等にという思想)はセックスの世界でも意図していない目的でどんどん成長しているようだ。
実際実戦で明確なことは、一度オーガズムに達した後の女性のクリトリスは非常に快感を素直に受入れる傾向がある。多少乱暴な扱いにも耐えられるようだ。しかし、性経験の少ない女性やその他の愛撫で半オーガズムに至っていない女性へのクリトリス愛撫は、程ほどにしておくのが賢明である。
このクリトリスオーガズムの浸透には、実はもう一つの側面がある。それは身勝手な挿入と射精に偏った今までの男中心のセックスへの反抗でもある。どうせろくな快感も与えずに終わってしまうヘタクソ男なんか不要だ。男がいなくても快感くらい得られるのよという、女からの果たし状のようなものでもある。
その点では男は大いに反省しなければならない。そうして、宙に浮いたような、隔靴掻痒なクリトリス快感で女性のセックスを終息させるべきではないのだ。クリトリスでの快感は軽すぎる、男がマスターベーションでドビュッとしたのと同様なのである。君はマスでドビュッとした快感と彼女のヴァギナの中でのドビュッのどっちが気持いいのか、考えてもらいたい。ヴァギナやボルチオで感じる快感はヘビーである、所謂オーガズムである。女性もオナニーでくりくりスリスリで感じるだけなら君は不要なのだ、ヴァギナの中で重々しい荘厳なオーガズムを感じたいのだ。絶対に感じさせる、行かせてあげるという強い意志が君には必要なのだ。
何故いい加減な情報を言うのかと産婦人科医などに聞いてみると、ほとんどの夫婦のセックスは15分以内で、所謂オーガズムを得る最低時間を有していない。また、夫が挿入後勃起状態を30分近く維持できない、その気もないとなると、ヴァギナやボルチオで得る本当のオーガズムをオーガズムとしてしまうと、ほとんどの夫がヘタクソになってしまい、夫婦生活の収拾がつかなくなる。それなら、多くの女性が手軽に行けるクリトリスでの快感をオーガズムにしてしまえばいいという親心なのだという。余計なお世話だと思うが、そのようだ。
しかし、このHOWTOSEXを読んでいる諸君は、マヤカシのオーガズムでお茶を濁すような真似は止めてもらいたい。君のペニスで完全に彼女を昇天させてもらいたいものだ。ある意味で、女性をセックスで完全にオーガズムに導く為には、自分が気持ち良くなるなどという邪まな気持があったら、それだけでアウトだと言っても過言ではない。射精の歓びと女性をイカセル歓びは、そうそう一致するものではない、どちらを優先するか、それは君の選択だ。
それでは、愛撫中にまったくクリトリスを無視するのかというと、そうでもない。執拗に愛撫しないことを喚起しているだけのことだ。それでは、魔法のオーガズムボタン?を愛撫してみよう。
クリトリス陰核はたしかに感受性の強い部位である。真性包茎の亀頭部の20倍以上だといわれている、さぞかしのた打ち回るに違いないと思うのは勝手だが、そうはいかない。感受性が強い、強すぎるということに過ぎない。性経験が豊富な女性、陰核を鍛えた女性では「もっと強く」とリクエストが出る場合もあるが、一般的には強い刺激を嫌う女性が多い。
ベロ全体でじっくりと味わうように舐めるのが先ず大切だ。愛液を何度も掬い上げ、クリトリス部に塗ることも忘れてはならない。陰核に気持が集中しがちだが、その上部に位置するクリトリスの茎の部分に注目しておこう。人差指と中指で陰核の上部に延びる茎の部分を挟み静かに揉んでみる、時折陰核にも指を向けてみて、彼女の反応をたしかめる。この愛撫で彼女が君の手の動きを抑えるような仕草がなければ、もう少し前向きにクリトリスを愛撫してもいいだろう。
クリトリスへのクンニリングスは鼻先、唇、舌とベロを上手に使い分けて、舐めあげる、くすぐる、突く、圧迫する、吸うなどの行為を、それぞれ試し女性の反応に合わせるのがベスト。自らの助平こころを満たすためにだけ、好き勝手をしないように注意して欲しい。また、クンニリングスだけでなく、勃起した陰茎・亀頭ぶをあてがい、クリトリス部に擦りつけるのも効果的だ。太腿を女性の間に差し込み、腿の筋肉でクリトリスを大きく圧するのも効果的。シックスナインの体位で君自身もサービスを受けるのも禁止する気はない。クリトリスが鍛えられた女性の場合、噛まれたりするのを好む場合もある。その時は、おそらく「噛んで!」と女性がリクエストするだろう。また、そのレベルに達している熟練女性は、すべてに激しいセックス行為を求めるものなので、ペニスの勃起力は維持できることが重要になる。このような女性のクリトリスへの愛撫は、女性の指で陰核の包皮を剥かせ、剥き出しのクリトリスに強い愛撫をしてみるのも方法である。
君としては、膣を愛撫してないじゃないかと、不満を言いたいところだろう。たしかに、膣に指を挿入して興奮したい気持も判らないわけではない、初体験などでは非常に必要な行為だともいえる。しかし、筆者は基本的に膣内に挿入するモノはペニスだという哲学を持っている。女性の欲望が頂点に近づく時の挿入願望は非常に大切にしたい、指程度の楽しみの為に”ああ、入ってくる!”という感動をぼかせる事は残念である。故に、筆者は膣に挿入するのは勃起したバリバリのペニスと決めている。しかし、やっぱり指を入れて、出し入れしてみたい男性は好きにすることである。あるかどうかも判らないGスポット探しに精を出すのも、それは選択である。ただし、膣壁を傷つける行為だけは避けてもらいたい。

F挿入
前項の前戯愛撫1,2,3,4,5のすべてを消化したかどうか別にして、挿入の必要条件は女性の膣が愛液で充分に濡れていることである。時に加齢や体質によって分泌液の非常に少ない女性もいる。そのような時は、自分の唾液をクンニリングスで充分に補うか専用のゼリーを利用するのがいいだろう。愛撫による愛液を待たずに、ゼリーに頼るような愚行は絶対にしないよう注意しよう。唾液だけで挿入しようという手抜きも避けてもらいたいものだ。
様々なマニュアルによると、正常位以外からの挿入もいいだろうという情報に出会うが、基本的に最初の挿入は正常位が体位として最も優れている。これはセックスの伝統的文化そのものの体位だからである、初めは原点から進むべきである。正面を向き合い正々堂々の体位である。保守的と言われても、まずはここから始めるべきである。ここから始めることで、彼女の膣口の向きも分かるし、君の体の柔軟性や腕力も試される。また、勃起力が弱いと挿入しにくいペニスとヴァギナの角度なので、様々な意味で男女双方のセックスにおける諸状況が把握できる。他の様々な体位への移動のバラェティもあり、ヘタクソでも間違って知らずにオーガズムを与えることが可能な体位でもある。というわけで、先ずは正常位から挿入することにしよう。
正常位は女性が仰向けになり両膝を立て、男性が女性の膝の間に腰を入れペニスをヴァギナに挿入する体位である。男性は両腕で自分の体重を支える腕力が無いと、女性に上から過重を与えることになり、セックスどころではなくなることがある。つまり、体力の無い男には持続しにくい体位だともいえる。筆者は意地悪ではないが、女性にオーガズムを与え一層の愛を確信し、自分のプライドに満足する為には、それなりの苦境を乗り越えて欲しいと思うわけである。結果的にこの難しい体位が満足に出来ないと、他の体位をとったとしても女性の満足を満たすことはホボ絶望的だということなのである。それでもセックス及び射精は出来るので、特に悲しむことはない。ただ、君がセックス上手と思われないだけのことである。
正常位ではヴァギナの若干下方向を向いた膣口と上方向を向いた勃起ペニスの角度にミスマッチがあるのが難点である。勿論、いくらバキバキに勃起したペニスだからといって、方向を下に向けられないものではない。幾分痛いこともあるが、それも慣れである。最近の若い男性はすぐに痛いからとか言う輩も多いらしいが、短なる根性なしということである。
勿論、その下方向への角度の移行はペニスだけに頼る必要はない。彼女の股に入っている自分の腰を深く潜行させるように沈み込めば、その分だけ無理に下に向ける必要は減少する。此処では君の体の柔軟性が問われる。
それでも無理な場合、両手を女性のお尻に差し入れ、ヴァギナの膣口を上に向ける方法がある、バスタオルを折って女性のお尻の下に敷くなど工夫してみるのも方法だ。
感じとしては、下を向いて膣に挿入されたペニスは何時の間にか上を向いて入っているような錯覚に陥る。これは上を向くわけではないが、膣壁の柔軟性のお陰で、ほぼ水平にヴァギナの方向性が修正されるためである。
正常位でヴァギナの入口が分からない場合は、女性が誘導してもいいし、指による愛撫をしている感覚で入口の位置を確かめるのも方法である。女性の膣口は上向き下向きがあるが、僅かのことであり膣の入口の向きが極端に変わることはない。白人女性などが膣口が上を向いているのは、お尻の肉厚が厚く、丁度枕を差し入れた状態に似ているからである。
そんなに角度が悪いなら正常位は間違いじゃないのか?そんな疑問も出てくるのは当然だ。しかし始めは正常位が間違いなく一番である。何故なら、この角度のミスマッチが結果的にペニス・ヴァギナの双方に真直ぐよりも刺激を与える量が自然に増加するのだ。女性の上に覆い被さる態勢は、男性に唇の自由を最大限に与え、唇・耳朶・乳首など自在に女性を挿入しながら愛撫できる。手もある程度熟練すれば、片腕で体重を支え、空いた手で髪に触れ、乳房を揉み、下腹部まさぐり、結合部の陰唇やクリトリスを愛撫することも可能である。
女性の精神的部分でも最も安堵感、一体感を与えることが出来るので、結果的にオーガズムを迎えやすくなるのである。また、正常位では知らないうちに、陰茎の上部がピストン運動している時にクリトリスを上下に刺激することが出来る。深い挿入時には陰茎の付根と恥骨部分がクリトリスをヴァギナと同時に圧迫するので、思わぬ僥倖に出会うことがあるのだ。このテクニックは上級編で取上げられるくらいのオーガズムを女性に提供するものである。いわゆる、ボルチオとクリトリスと乳首の強烈3点責めである。
さて、ペニスの挿入が収まったらどうするか?
おそらくほとんどの男性はペニスの尖端から愛液が滲み出て爆発寸前、どうするかも考えられない、一気に快感が腰の部分に押し寄せ、アアッ!ごめんなさいとなる場合もあるだろう。このような場合は焦らず騒がずが一番である、
信頼すべき幾つかの統計を総合的に調べたところ、日本男性の挿入から射精までの時間は7分となる。しかし、詳細にデータの維持時間を検討してみると、多くの疑問もみえてくる。データに協力した男性が砂時計で計測したわけではなく、自己申告がすべてであることが問題である。セックス特に挿入後の時間は男性は非常に長く感じるものらしい。願望が入ってしまうのかどうか判らないが、通常の時間経過の3倍程度に時間を感じてしまうらしい。つまり、1分は3分、3分は10分という按配なのだ。
また、人間男子の生理学的なペニスへの血流集中の持続時間は7分が限界。つまり、挿入前から勃起しているとすると数分は引き算が必要、実態は3,4分バキバキにヴァギナの中で動き回れるというのが正しいようだ。
そんなことはない、俺は1時間は挿入したままだと豪語する男性もいるだろう。実はそれも嘘ではないが、勘違いも含まれる。このような男性の場合、女性のヴァギナの中で実は休息を取っているのだ。上級編などで語ることになるが、2,3時間ヴァギナにペニスを入れっ放しは出来ないものではない。しかし、それを歓ぶ女性がいるかどうか疑問であるし、亀頭部の感覚が麻痺、性感は極端に衰えるので、あまり意味はない。このような場合、数分女性を攻め立て、オーガズムを与え、女性に挿入したまま休息を与え、自分も程ほどに勃起を休ませているのだ。ペニスはプックリと膨張しているがバキバキと勃起はしていない。しかし、一度深めのオーガズムを得た女性のヴァギナにとって、プックリのペニスでも充分に存在感があり、オーガズムの余韻と再度の性欲中枢をくすぐるには充分なペニスとして、ヴァギナ内に存在することになる。
男性が中折れで悩んでいる話のほとんどが、この男の血流メカニズムを知らない場合が多いようだ。生理学的にバキバキ勃起の持続時間は7分程度、挿入後5分もすれば多少萎えるのは当然の現象だと考えるべきである。問題は熟練者はこのような場合に、どうすればもう一度性中枢を刺激出来るか経験則で知っている場合が多い。このへんのコツは上級編でのテクニックになってくる。
勿論、年代や興奮度によって持続時間に差異はある、個人差も大いにあるので全男性に当て嵌まるものではないので、永遠にバキバキな勃起を得ている男性も世界に数人いるのかもしれない。レビトラなどのED治療薬の効果として、偶に1時間近く血流が戻らない状態もあるが、これは薬による現象に過ぎない。
さて無事挿入した訳だが、即射精した男性は早く二度目の勃起を待つしかないが、まだまだ射精なんかしていない優秀な諸君のために、入れたらどうするを解説することにしよう。
挿入後の動きは前後へのピストン運動が中心になる。挿入したペニスを「の」の字を描いて陰茎を動かすなどといった教えもあるようだが、あまり意味はないだろう。「の」の字ではなく、挿入角度をチェンジするのがコツである。ピストンも飢えたオス犬のように、単純な動きでガッポンガッポンでは女性は腹立たしくなるばかり、変幻自在にペースを変えていかなければ意味はない。勿論、女性に快感を与えるつもりのない男性は、それでもOKである。
浅い挿入で膣口及びGスポット周辺の膣壁を刺激したり、奥深く突き破るような突っ込みをしてみたり、捻り入れてみたり、陰茎がクリトリスに当たるような角度をつけたり、単純なピストンに戻ってみたり、要するにペニス挿入後は女性の反応に合わせて、様々な動きを試し、その日の彼女のツボを早急に見つけることである。
膣壁も右左上下に亀頭が当たることを意識して、腰の角度を調整するくらいの気配りが必要だ。Gスポットが何処にあるとか、潮吹きがないとか、頭デッカチな情報に左右されているようでは将来は危ぶまれる。君の目的はバキバキペニスを縦横無尽に動かして、彼女を昇天させることである。彼女のヴァギナでお医者さんごっこをしてはいけない。そんな行為は中年高年の勃起に問題のある人々の興奮剤に過ぎない。環境ホルモンで精子減少、性欲減少の噂を吹き飛ばして貰いたいものである。


Part3へ

G主な体位の効用

H挿入中の愛撫

Iオーガズムの迎えかた

J後戯
饗庭龍彦


Page Top 1         10 11 12 13 14 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28