(9)入浴後の愛撫(初めてのH、主に男性から女性へ)








ここだけの話ですが、多くの女性は挿入というセックスより、その前に行う前戯つまり愛撫されることによって男の愛情度を感じるものです。愛撫でセックスの頂点であるオーガズムまでは至らないのですが心のオーガズムに至ります。「私は大切にされている」こう女性が思う事が重要なのです。そう思うことで、女性のからだは男を受け入れる愛液を分泌するのです。さあ準備は整いました、あなたが求めていた彼女のバギナにペニスを挿入して、思いを遂げてください

さあ、初めての男女のセックス始まりです。二人とも入浴を済ませ、いつからでもセックスが出来る条件は整いました。二人だけの空間、二人だけの時間、そして愛しあう二人。誰も邪魔はしません、時間も追ってはきません、女性がセックスを拒む心配もありません。彼女のバスタオルやバスローブ、浴衣の下には、わずかな布があるだけです。
しかし注意してください、彼女が待っているのはキミの愛するがゆえの性的行為であって、即コチンコチンのペニスではないのです。(稀にはそういう女性もいますが)
前戯という愛撫を加えることで、初めてキミのペニスは出番が来ることを忘れないでください。ペニスの存在を忘れるつもりで(無理だろうが)女性に奉仕する精神が必要です。そして、彼女の口から「入れて」という言葉を引き出すのが、前戯の成功というものです。(勿論、そんな言葉を口にしない女性もいますが、多くは下腹部を圧しつけてくるので察知しよう)
前戯における愛撫は多様なパターンがあり、どの方法が正解というものではありません。しかし、初めての場合、ある程度性癖を抑えて手順を踏む方がリスクは少ないでしょう。初めからフェラチオを求めて、ペニスを彼女の目の前に突き出すのは、少々手抜きだといえますし、今宵限りの恋人なんてことにもなりかねません、注意しましょう。(ここでの手順解説は確かに正攻法過ぎるきらいはあります。もう少しさっさとやろうぜって声もあります。現実はそれで問題が起きない場合が多いでしょう。基本の基を知っておくことは何かとその後にも役立つであろうという程度の解説です。その辺は二人の状況でどのような手順を踏むかは当然自由です)(アメリカ式のマニュアルではオーラルセックスが当然の手順のように表現されていますが、現時点での日本のSEX文化では、初めての男女のセックスでジェンダーフリー的文化は少ないのが現実です。理屈抜きに男性が初めての夜をリードする義務があると考えていたほうがいいでしょう)
初めてのHなら、ベッドサイドの明かりは暗めの方が良いでしょう。二人に共通の音楽を静かに流しておくのもいいでしょう。さり気ない会話を交わしながら、常に彼女の身体の何処かに触れるようにするのがコッです。
初めに触れる身体のパーツは原則バスタオルなどから露出している上半身部分がいいでしょう。手、腕、肩、髪、唇、頬などです。特別難しいテクニックは不要です。優しく触れることです。そして、徐々に顔が接近、前戯としてのキスが始まります。
初めは静かに唇を触れる程度ですが、彼女の反応が積極的なようなら、ディープなキスに入るのもいいでしょう。(女性が処女の場合やキスに抵抗がある場合など、キミのキスにあまり反応しないこともあります。しかし、それは慣れの問題です、顔をそむけるほど嫌がらない限り、キスを続けても大丈夫ですが、唇へのキスが愛撫としてあまり有効ではない証拠ですから、早々に切上げる方がベターでしょう)
この時点で、キミの身体は彼女の上にはありません。左右どちらかに沿う状態です。利き手の反対側の腕で上半身を支え、体重をかけるのは控えましょう。自分の上半身を片腕で支えられない軟弱君はセックスの前に、身体を鍛えてください。
そうして自由になったキミの利き手が、彼女を完全セックスモードに導きます。
まずは二の腕、肩、乳房、お腹、恥骨、股間、太腿、ふくらはぎ等に静かにほんの少し圧迫する感じで触れてみましょう。一箇所に集中するのは未だです。彼女の仰向けの身体全体に、キミの来訪を知らせます。(キスは適度に繰り返しておく)
何度か繰り返す中で、彼女の反応を冷静に確かめておきます。何処が感じるのか、初めてのHで判る場合もあります。もう、この時点で、セックス本番モードを求める女性も多いと思います。30%の女性は、この時点で愛液が充分な状態になっています。このような場合、誠実な愛撫がしつこい愛撫と思われることもありますので、サッサと挿入モードに入ることも出来ます。(パンティがあまり濡れるのを嫌う女性もいます)
この間、下半身は彼女から離れた状態でいる必要はありません。腿と腿を接するようにしたり、時には片足を絡めるなど、下半身の存在を伝える行動を並行的に行いましょう。勿論、この時点で彼女の上に乗ってもいいのですが、バスタオルが邪魔になるし、少々焦りすぎを見破られますので状況によって、乗るようにしましょう。
さて、程よくマッサージ愛撫が行き渡った彼女の身体はわずかに汗ばんでいるはずです。掌や脇下が汗ばんでいるようでしたら、相当性器周辺も濡れている状態が考えられます。
躊躇せずにバスタオルなどを彼女から奪いましょう。見事な、時には可愛い乳房が君の眼を釘づけにすることでしょう。迷うことなく、乳首を口に咥えてもいいでしょう。冷静に乳房を揉み始めるのもいいでしょう。気をつけることは、あまり入念に初めての乳房を観察するのは禁物です。羞恥心が目覚めるリスクがあります。出来るだけ彼女の乳房に興奮しているような態度で接する方が得策です。凝視する誘惑には負けないようにしたいもの。勿論演技ですから、本気で興奮して乳房を責めてはいけません。彼女の乳房に出会った感激を表現するのです。特に言葉は必要ではありません。「小さいでしょう?」などという謙虚な彼女の言葉には「否、綺麗で可愛いよ」くらいのリップサービスは必要です。間違っても「ホント小さいね」などとホンネは口にしないよう気をつけましょう。
まだパンティはガマンします。乳房、乳首、お腹、(股間部分を飛び越えて)太腿、膝頭、ふくらはぎ、足、足の指を丁寧にマッサージ愛撫をしてみましょう。(この辺で「お願い、焦らさないで」という様子を彼女がするようでしたら、少し乱暴にパンティを奪い、一気に挿入することもありです)
そう簡単に燃え上がらない場合は、足から逆順に乳房に戻ります。間違いなく彼女がキミを好きだと思っていれば、概ね1往復で充分です。戻る時に、パンティ越しに大陰唇やクリトリス付近にチョットご挨拶くらいのタッチをしておきましょう。いずれ改めて、ここに来ますからねというサインです。また、その時さり気なく、彼女の濡れ具合を指先で感じるようにしておくといいでしょう。パンティが乾いたままか、しっとり愛液が滲んだ感じか、溢れ出ているか判るはずです。その状況次第で、これ以上の前戯愛撫が必要かどうか判断しましょう。
まだまだな感じでしたら、首から上を愛撫してみましょう。唇、目蓋、耳、髪、首筋、うなじなど手と唇を駆使して愛撫してみてください。
本来、初めての愛撫はこの程度で充分です。
ディープなキスをしながら、パンティの中に手を入れてみましょう。80%以上の女性は濡れています。その度合いは個人差があり、精神的緊張などでバラツキはあるでしょうが、ある程度までペニスを受け入れる膣の準備は出来ていると考えていいでしょう。
だからといって、即挿入が適切かどうか疑問もありますが、初めてという状況では先ずは結ばれるという事実が必要でもあります。充分なオーガズムは第2ラウンドに譲るのも方法です。
さあ、彼女を丸裸にしてもいいですよ・・・
勿論、キミもブリーフを脱ぎ捨てましょう・・・
愛撫の初めから勃起ペニスを突き出しておくのもセクシー?ですが、初めての場合、この辺で脱ぐのが妥当でしょう。
キミのブリーフも多分濡れています。まさか、出ちゃったなんてのは困りますが・・・
ここからはお待ちかねの、インサート、挿入への編です。(10)(11)は処女や童貞の挿入テクニック解説ですので、もう知っている大人は(12)以降をお楽しみください。
by 饗庭龍彦


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