最近のSEX速報でも報じた通り、若年者のSTDやHIV感染が顕在化せずに確実に蔓延傾向が窺える情報が多くなってきた。「産婦人科を受診した十代女性の56%が、子宮頚(けい)がんの原因となる性感染症ヒトパピローマウイルス(HPV)に感染」、「健康な男性100人を対象に、性感染症の調査をしたところ、16人がクラミジアなどにかかっていたことが分かった」、「6月下旬から9月下旬に新たに報告されたエイズウイルス(HIV)感染者は209人、エイズ患者は126人で、3カ月間の報告としては、いずれも過去最高」などなどだが、若年層のセックスライフのパターンからみて、モテモテ感染男性が多くの女性とSEXをすることで、広がる傾向が出ているようだ。また、HIVはSEXでは感染しにくいとか、治療が容易になったなどの情報で、気が緩んでるのかもしれない。また最近では、感染=発症に至らない無症候感染(症状の出ない性感染症)が増加傾向にあり、無自覚な感染が増加しているようだ。勿論、以前から良く知られてる淋病などの感染もあいかわらずで、安心してセックスをさせてくれない環境傾向が強くなっている。安定したパートナーシップでのセックスは昔同様安全性は高いのだろうが、ジャンダー意識の変化・女性の自由時間の増加、少子化、精力ある中高年の増加、性の若年化など、今後も性行為による感染症は増加の一途を辿らざるを得ない状況にあるようだ。ある意味で、セックスという人間の快楽には、妊娠と感染というリスク(当然妊娠は幸運であることも多い)を与えられているということのようだ。人間の知恵は妊娠を避ける方法(避妊)について研究が進み、多くの選択肢が存在するのだが、性感染を回避する方法となると、ほとんどの情報が決められたパトナーとのSEXをするとかコンドームを使用するという原始的知恵を与えるに過ぎない。残念ながら現状は、その通りらしい。個人的希望としては、混合ワクチンみたいなものを年一回接種することで、回避できないものかと朗報を待っている。いつの日か出来る可能性はあるだろうが、おそらく発見された時には、筆者はそのワクチンを接種するな何らかの必要性は皆無になっているのだろう






感染情報センター 主な機能は、1)感染症サーベイランスデータの集計、感染症情報の収集、解析、その情報の国民への提供、2)外国の感染症機関との情報交換、3)感染症集団発生の疫学調査、およびそれを実行する専門家の養成、4)感染症予防制圧戦略の研究、および提言等である(サイト紹介より)
健康医学財団 明治36年から性病の撲滅に努力する財団のサイト。性感染症の正しい情報から携帯コンテンツ「エッチのおきて」など時代にも配慮している
アソコがおかしい ご存知の「アソコがおかしい」のサイト。特に性感染に特化しているわけではないが、アソコ周辺の変異が出たら、このサイトでまずはチェック
泌尿器科診察室 公立病院に勤務の泌尿器科医が発信するサイト
STD研究所 性感染チェックなどの通販サイトなのだが、情報がビジュアルに作られており、若者には見やすいページになっている
性と健康を考える 正式には「性と健康を考える女性専門家の会」目標は、女性が生涯にわたって身体的・精神的・社会的に健やかな状態(wellbeing)を維持していくための健康支援システムを実現するとなっているので性感染に特化した情報ではないが、リプロダクティブヘルス&ライツな情報が充実
写真でわかる男のSTD 気の弱い人は見ない方がいい、ヘルペスなどの発症写真情報
症状のない性感染症時代 性の健康医学財団のサイトコンテンツ。「症状のある性病時代から、症状のない性病時代へ」
不顕性感染 岡山県立大学・微生物研究の山本研究所のサイトコンテンツより。STD感染の勉強を深めたい人々はこの辺のページ情報も読んでみたい
エイズ以外の性感染 日本感染学会・福田光氏提供のSTD情報
尖圭コンジローマ 持田製薬提供の尖圭コンジローマに関する情報
性器クラミジア 性の健康医学財団HPのサイトコンテンツ。性器クラミジアについて
淋菌感染症 うめやま医院のHPコンテンツ。淋菌感染症について
トリコモナス膣炎 博愛医院のHPコンテンツ。トリコモナス膣炎について
カンジダ感染 花王・ロリエの健康相談HPのコンテンツ。カンジダについて
尖圭コンジローマの塗り薬 AllAbout・健康医療・薬サイトコンテンツ。レザーで焼くなどの方法しかなかったコンジローマ治療の塗り薬の情報
HPV 「お庭のこっこ」のサイトコンテンツ。HPVについての解説、極めて詳細な情報。 基礎編 応用編 おわりに
B型肝炎 グラクソ・スミスクラインによるB型肝炎に関する情報
非淋菌性尿道炎 コンドーム通販「コンドモール」のサイトコンテンツ。クラミジアやその他の細菌で発症
毛ジラミ 三宅婦人科内科医院のサイトコンテンツ。痒くてどうにもならない「毛ジラミ」情報
鼠径リンパ肉芽腫 コンドーム通販「コンドモール」のサイトコンテンツ。現在は絶滅したと云われ「第四性病」と呼ばれていた
精巣上体炎 木村泌尿器科皮膚科・木村明医師による論文より「精巣上体炎:標準治療」*副睾丸炎ともいう
尿道炎全般 コンドーム通販「コンドモール」のサイトコンテンツ。尿道炎=性感染症ともいえない部分もあるらしい。膀胱炎は性感染症ではないのだが、性行為で起き易い病気であることも本当
クラミジアは現代の環境汚染 性の健康医学財団提供の札幌医大名誉教授・熊本悦明氏の論文