SEXは人間のすべてを語る








区分 解説
ビアン 性嗜好 *レスビアン参照 レスビアンの略
ピーターパン・シンドローム 精神・心理学 何時までも子供でいたい、何時までも夢の世界で遊んでいたい気持から抜けられない大人の男たちの事。70年代の米国で出現したが、最近では多くの日本人男性にその傾向があるという指摘もある
ピーピング 性的俗語 覗きのことだが精神障害の一種で窃視症のこと。見知らぬ無警戒な異性の裸や脱衣や下着を覗き、時に撮影すること。:ピーピング・トム、出歯ガメ
ヒーメン 性用語 処女膜のこと
冷え性 医科学 人間は恒温動物なので本来、体温を一定に保つ機能をもっている。この体温調節機能のトラブルで引き起こされる症状。皮膚の温度感覚の機能障害、自律神経失調、血液循環の疾患などが原因となり、手足の体温調整が機能しない状態。文明の発達で、快適生活を求めすぎた影響で、生き物としての調節機能が衰えたという説もある。一部には冷え性は不感症につながると考えられている
比丘 性的俗語 ビクと読む。クリトリス亀頭のこと。おそらく尼が剃髪後白い頭巾を被ったことから連想したような言葉
肥後ズイキ 風俗習慣 熊本名産のハスイモ(里芋の一種)の茎を乾燥させたもの。ハスイモの成分が膣内に入ると不思議なくらい痒みが出て、どうしようもなくなるらしいが、大奥で使われたというのは頭を捻る。一人寝の寂しさを倍増させて張り形というのも解せない。ペニスに巻きつけたり、編みこみ式の筒に陰茎を差し込んで使用することもあるようだ。おそらく「随喜の涙」は堪らなく感じることなのだろう
非婚化 社会文化 晩婚という結婚時期が遅れる現象に加え、結婚をライフスタイルの一つと捉え、結婚に意義を見出さない人々が現れた。従来のように「結婚して一人前」といった意識や「女性の幸せは結婚と子供」といった固定観念が極端に薄れて、個としての生きかた足場を置く人々が非婚という選択肢を選ぶ現象も出ている。経済的自立状況や余裕のある両親の存在や自宅を入手出来る状況などから、性役割分担に応じる必要のない社会層が生まれてきている。少子化にとっては頭の痛い問題だが、笛吹けど踊らず状況は今後も続くと思われる
ピストン運動 性用語 セックステクニック・ペニスをヴァギナに挿入して、膣内で陰茎及び亀頭部を前後(奥と入口)に動かす運動。何も知らずに性行為を始めると、ほとんどの男性が自然の性行動として始める運動、チンパンジーや犬などにも見られる本能的マウンティング行動の名残とみられる。個人差があるので何とも解説が難しいが、亀頭部への刺激が強くなるので射精を早め、早々にフィニッシュする事になる運動でもある :前後運動
ビデ 性用語 女性器の膣内を洗う機器又は道具。膣洗浄ということで、避妊効果もあると勘違いしている人もいるようだが、ほとんど避妊効果はない
ヒトES細胞 医科学 ES細胞は生物のすべての細胞に分化する能力を持つため、うまく培養すれば人体の一部、あるいはすべてをつくりだすことができる可能性が極めて高い。ヒトに限定するヒトES細胞では、医薬品の実験試料や生命科学、再生医療、オーダーメイド医療分野に大いに貢献するであろうことは、周知の事実である。しかし、ヒトES細胞がヒトの胚を分化する前に壊して取り出すという問題がある。そのままにしておけば生命となり得るものだからたしかに問題。ES細胞技術はクローン技術や遺伝子操作技術と併用することで幅広い応用が可能になる。ところが、ES細胞のもとを取り出すためにヒトクローン胚をつくることを認めてしまえば、クローン人間の産生につながりかねないと危惧する意見がある。確かに、ヒトクローン胚の作製はクローン人間産生のステップであるし、ES細胞技術の進歩によって医薬品や移植用臓器の「製造工場」としてクローン人間をつくるという動機が発生するかもしれない
ヒトパピロマ・ウィルス 薬理学 HPV、学術名ヒトパピロマウイルス:STDとして認知されていないが性感染症のひとつと考えてよい。最近のフリーセックスの現状から若年層の感染が顕著。性風俗業界で働く女性の半数近くが陽性だったことから、風俗好きの男性は要注意の病気。このウイルスが子宮頚癌患者の組織から高い確率で検出されることから癌の前段の異形成を引き起こすと考えられる。感染による自覚症状は極めて少なく、イボが出来た程度のもので尖形コンジロームと診断されるが、将来的に癌化する可能性が高い性病である。ペニスからの感染では包茎男性のペニスにウイルスが多いとも言われている。厚生省のこの病気に対する対策が遅れているだけに拡がる危険は大きいが、最近のメディアの報道を無視できず、重い腰を動かす傾向はみられる
ひとりH 性的俗語 男女のマスターベーションのこと
ビニ本 風俗習慣 ビニールで包装され中身がほとんど判らなかったポルノ雑誌。自販機中心に販売されていたので、未成年でも購入可能で社会問題になった。当時にしてみると刺激的だが、ちょっと色っぽい写真程度だった。出演の女の子?に美人は大変少なかった。その後スケパン(透けたパンツを穿いて陰部が見えた)時代に突入し、自販機時代が去り、芳賀書店などが隆盛を謳歌した
避妊 医科学 妊娠の可能性のある行為をして、女性が妊娠しないようにすること。人間独特の性行為における選択肢で、性行為が男女にとって生殖活動だけではないという証しのよな、技法や道具や薬剤。技法:オギノ式、基礎体温法、膣外射精、不妊手術。道具:コンドーム、IUD、ペッサリー。薬剤:ピル、殺精子剤、
避妊手術 医科学 不妊手術ともいう。半永久的に生殖能力をなくす目的で行われる手術。男性の手術は精管切除術(パイプカット)、女性の場合は卵管結紮術による。一昔前には、これ以上子供はいらないと考えた夫婦が最後の出産後に施術を受けたようだ。男性の場合復元可能と言われてるが確率は非常に低い
避妊フィルム 薬理学 殺精子剤型の避妊フィルム。半透明の薄いフィルム状で、膣内で溶けて精子を殺す。性行為の前に折りたたんで挿入使用する
日野不倫放火殺人事件 犯罪 大手電気会社に勤務する北村有紀恵(当時28歳)とその上司A(当時35歳)は不倫関係にあった。Aのいずれ妻と別れて一緒になろうという睦言に騙され、Aの言葉を信じた。しかし、92年に北村は妊娠、Aに懇願され中絶手術を受けたが同時期にAの妻が妊娠、見事に可愛い赤ちゃんを産んだことを知る。愕然とする北村だったがAへの愛情は冷めず、再びめくるめく不倫の世界を彷徨った。93年に北村は再び妊娠、中絶した。そんな折、Aの妻が北村の存在を知り、直接猛烈な非難の電話をかけてきた。その電話は必要に繰り返され、Aを信じて2度の中絶をしたことまで馬鹿呼ばわりされ、北村は茫然自失に陥った。「生きた子供をお腹から掻き出す女」「二度も愛する男の子供をおろした気持ちが判るか」双方の詰り合いの中、北村にAの子供を殺してしまいたい殺意が芽生えた。ついに93年12月Aの妻が最寄り駅までAを送るために車を出した時間帯にA宅のマンションに侵入、ガソリンを撒いて放火、6歳の長女と1歳の長男を焼き殺した。94年2月北村は父親に付き添われ日野署に出頭全てを供述した。その後Aはその妻と別れることもなく、あらたに2児を設け、安穏と生活しているらしい。複雑な気持ちになる事件
皮膚感覚 医科学 皮膚には触覚、圧覚、痛覚、冷覚、温覚がある。これらの総称が皮膚感覚。皮膚にはこれら5つの感覚を感知する受容器があり、刺激を感知して感覚神経を介して大脳皮質に伝達、再び大脳からフィードバックされて、そこが痛い冷たいと感じる。人間に性感という受容器は存在しないが、この皮膚感覚の一部が受容器として働いているか、兼務しているのではないかと考えられている
姫はじめ 風俗習慣 新年を迎え、初めてエッチをすること。昔は紅白歌合戦、除夜の鐘、姫はじめの順に、年の初めが始まったと懐かしむ人もいる
びらん 医科学 婦人科系疾患でよく使われる「びらん」は病気というより、粘膜の生理的現象だといえる。子宮膣部に発生することが多く、扁平上皮がめくれて血管が透けて見える状態である。ホルモン作用で起きる事が多く、女性の80%近くに何らかの「びらん」が起きている。「びらん」自体に問題はないが、扁平上皮が痛んでいるので、そこからの感染が起きやすいという事になる
非淋菌性尿道炎 医科学 クラミジア感染症という場合も多いが、一般の細菌や原虫でも起きる性感染症で淋菌感染以外の総称ともいえる。女性の場合、病原体を保持しているが自覚症状がないことが多く、感染を拡大するリスクを持つ。クラミジアの他に、カンジダ、トリコモナス、大腸アメーバーなど
ピンサロ 風俗習慣 風俗・特殊飲食業の許可の元、女性従業員がボックス席で顧客に胸やアソコを触らせたり、フェラチオで射精させたりのサービスをする店
頻尿 医科学 普通人間の一日の排尿の回数は5〜6回だが、7,8回だからといって頻尿だとは言い切れない。水分の補給回数や生活習慣の違いもある。明かに頻尿と思われるのは一日10回以上の場合は頻尿という事ができる。原因は単純に尿量が増えてしまう病気を抱えた場合に起きる。例えば、尿崩症、糖尿病、腎不全など。次に膀胱付近に病気が発症したガン性腹膜炎、直腸がん、子宮筋腫など。泌尿器科系の病気では腎下垂、尿路感染症、萎縮膀胱、尿路結石など。また、極めて通常的に起きるのが男性老人性頻尿である。このほとんどが、前立腺肥大と膀胱頚部硬化症、排尿困難が伴ったら、前立腺を先ず疑う
貧乏人の子沢山 故事ことわざ 兎角子供というもは金のかかるものだが、皮肉な事に経済的に豊かではない家庭ほど子供が多い。貧乏な家庭では娯楽も少なく、夜早目に寝てしまうので、ついつい夫婦生活も活発になり、子供が増えるという意味。最近の文明先進国における少子化現象にもこの諺と同様の要因が含まれている。こぼれ話的になるが、ドイツの或る町で、3日に渡って停電した時に妊娠したらしく、時期を同じくした一過性のベビーブームが起きたそうである。夫婦もすることがなくなると、セックスをしてしまうという、永久不変の諺でもある