クローン・ヒトゲノムなどの話題に引きずられるかたちで生命科学の分野に注目が集まっている。その傾向が性に関する科学的研究分野にも影響を与えいるようだ。性の科学的研究の根幹ともいえる脳の研究に、一般市民の関心が向く兆候が見えてくることも予測できる。無理にこのカテゴリーのネーミングに囚われることなく、広い視野での情報収集が必要と考えている(担当 ミネヒロ)




生命を考える 帯広畜産大学助教授の後藤建氏発信のサイト。専門の生物リズム学を中心にしながらも、生命を読み解く問題(生命の物理法則、細胞、遺伝子プログラムからクローン、生命のリズム、人間社会、生命の偶然と必然など)を広範囲に考察している。生命にかんする専門サイトだが学生に教えるように親切な言い回しに好感
キンゼー性科学研究所 インディアナ大学附属のあの有名な性科学の先駆者キンゼー博士によって開かれた、キンゼー性科学研究所のサイト。セックス、ジェンダー、リプロダクションの調査研究 *英文
クローンって何? 科学技術庁のサイトコンテンツ。クローンの技術、その応用分野、ヒトへの適用問題、規制と現状などの情報
遺伝学電子博物館 国立遺伝学研究所発信の一般向け遺伝情報。遺伝学の歴史、進化と遺伝、分子遺伝学など
UMIN・医療・生物学情報 会員制の大学病院医療情報ネットワーク研究センターのサイト。一般公開で知る範囲は限られるがリンク集だけでも充分価値がある
JST・〈私〉って何だろう? JST科学技術振興事業団サイトの一般向け情報として発信されている「バーチャル科学館」”生きていること”のトップコンテンツ。脳・DNA・免疫についてビジュアルな解説
ライフサイエンス・インフォメーション・ネット(受精卵は人か否か 最相葉月氏主宰するライフサイエンス・インフォメーション・ネットのサイト。生命科学全体をフォローしている。分かっているようで何も分かっていない最近の生命科学技術(クローン、不妊治療、ヒトゲノム、遺伝子診断など)の問題整理に役立つことを目的に発信されている
ヒトゲノムがひらく未来 JST科学技術振興事業団サイトの一般向け情報として発信されている「バーチャル科学館」”生きていること”のヒトゲノム情報。子供向け・一般向けを意識して制作されている
生命科学関連リンク集 静岡大学助教授竹内浩昭氏制作の生命科学関連のリンク集。生命科学関連の大学の研究室から博物館や生物情報、環境ホルモンなど膨大なリンク集になっている
船戸和弥のホームページ 解剖学が中心の学術サイトで素人には難解だが、パブロフの情報や解剖学テキストは性を知る上では欠かせない情報
ヒトES細胞プロジェクト・情報公開  京大再生医科学研究所・附属幹細胞医学研究センターのヒトES細胞の分譲に関する情報など
国立環境研究所  地球環境、健康化学物質、環境情報など様々な環境問題が項目ごとに解説され、関連リンクも充実
市民のための環境学ガイド  国際連合大学副学長・安井至氏のサイト。最近の環境問題を取り上げ、環境問題をいかに正しく理解するか、について簡単に解説してくれます
性差の科学と環境ホルモン  団藤保晴の「インターネットで読み解く」の第49回掲載分
脳科学総合研究センター  理化学研究所・脳科学総合研究センターのサイト。当然情報は専門的だが、可能な限りやさしくはしてくれている




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